ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

ブログ文化という未来を期待して

昨今、「weblog、あるいはブログ」は、かなりの勢いで多くの方々へ普及していると思います。そして、多くの企業が無料サービスを提供され、そしてユーザーは急増しています。ただ、残念なことに、私が利用させていただいてるJUGEM様を始めとして、他のサービス会社様も、これは、私の推察でしかありませんが、急増するユーザーにサービス体制が対応しきれていないのが現状だと思います。

各サービス会社の経営トップ(JUGEM様やライブドア様)のブログもコメント欄を見る限り、尋常なコメント内容が記載されている状況ではありません。(JUGEM様経営トップはコメントもTBもできない状況にあると現在、認識していますが・・・)

せっかくの画期的なサービス、そしてブログでビジネスを開始しようとされている多くの方々にとっても、ユーザーの皆様は、もう少し、冷静な対応・感情的な動きは差し控えるべきだと思っています。IT産業に関係の無い私がこのようなブログをすること自体、説得力の無い話ですが、せっかくの新しい文化が生まれようとしている中で、どのような産業でもこのような事態は起こりうることです。

もちろん、リスク管理の点で、このような状況が生じる可能性があることを見越した上で、サービス開始される覚悟、そして体制構築されるのがビジネスの常識ではありますが、今一度、サービス提供会社様、そしてユーザー様も、冷却期間、あるいは辛抱の時期として、認識されればどうでしょうか。

インターネット、そしてメールという手段が今は当たり前のような時代です。私の米国留学時代はMS-DOSの時代であり、通信手段は国際電話、そして実家から日本経済新聞を定期的に送付してもらう状況でした。極めてコストを要する時代だったわけです。それが、今では瞬時に海外情報入手だけでなく、電話よりメールがコストの面からも利便性がはるかに優れ、レスポンスも良くなっているのが現状ではないでしょうか。

まずは、これらのインフラを構築していただいたIT産業に関わる方々への感謝の気持ちをまず優先すること、そして、新しいweblogというサービスを向上させるためにも、今しばらく辛抱しようと私は考えています。

インターネット、メールに続く、誰でもができるコミュニケーションツール、それがweblogなのです。このサービスを定着させ、このサービスを活用しビジネス展開を考えている方々のためにも、ご理解いただきたいと思います。