ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

社会への思い

本当の意味での「生死を伴う」格差の存在

私は、飲食店も、ファミリーレストランも、そしてコンビニさえも、すべて行く場所を決めている。何度も通えば、顔馴染になり、マニュアル通りのやりとりでなく、心が通ったやりとりができると考えているからだ。 ガソリンスタンドも、その中の一つ。価格では…

私の子供達が子供を持つ頃、その子供が結婚する頃の日本が想像できないという事実

私が大学卒業の頃は、いわゆるバブルの時代だった。同級生の多くは何も悩むことなく金融機関などに就職し、経済学部で米国へ留学したのは唯一、私だけだった。 ビジネススクール時代、日本人の私は質問攻めだった。いわゆる経済大国日本として。あの当時の日…

小さな空間での罵声、そこで見えたどうしても交差することができないものがあるという現実

ある日のトンネルでの出来事 数日前の夕方、私は打合せを終え、車で会社へ戻っていた。 その途中、いつもの通勤経路でもある小さなトンネルに近づいた。車一台のみしか通ることのできない小さなトンネルだが、抜け道のようなもので大通りを車で走るよりもか…

なぜ道路でなく道路工事が欲しいと率直に言わないのだろうか?

私の自宅は四つ角にあり、周辺の道路は2台の車がやっと交差できる程の小さな道に囲まれている。自宅近くの駐車場から車で会社まで約10分。しかし、数日前の降雪で会社到着まで1時間以上を要した。 降雪した朝、自宅前の道には国道方面に向かって数十台の車が…

一人で頑張っても夢はかなわない:人々の支えと自らの失敗、そして運命を冷静に受け入れることで実現する

脚本家の山田太一氏が雑誌のインタビューで「頑張れば夢はかなう」・「頑張れば何でもできると思うのは幻想だ」と発言したことが大きな反響を呼んでいるそうだ。インタビュー記事すべてを読んだわけではないが、今までの自分の人生の経験をふまえると「頑張…

大人の事情、庶民の感情、それが子供心に伝播する

いぶき亭 四季の食卓 大臣のこだわり手料理 伊吹 文明 (この書籍を読むと健全な子供が育まれると著者は演説で話されていました。) 週末の土曜日は、「京都幼児音楽フェスティバル」(以下、フェスティバル)というイベントが「京都会館」(京都における日…

子供たちには見えない有刺鉄線が欲しい

この二週間に私の自宅周辺で3つの事件が連続して起きている。 一つ目は、過去のエントリで冒頭に書いた「郵便局の局長を狙った強盗未遂」で犯人は刃物を持っていたが逃走した。二つ目は、白昼の商店街での傷害事件。そして、最後は地元のスーパーでの強盗。…

無難な言葉と思った瞬間に、その言葉自体が力を失うと私は思う

「遺憾に思う」 私は中学生時代に、この言葉を初めて聞いたが、何を言っているのか、その頃はまったく意味が理解できなかった。 「非常に不適切であり、はなはだしく遺憾に存じます。関係者にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」といった企業…

京都に匹敵する観光地はどこだろうか?

今はもう放送されていない「どっちの料理ショー(あるいは新どっちの料理ショー)」。私も家族も全員が好きな番組の一つで(私の場合、テレビではこの番組しか見るものは今のところ無いとも言えますが)、この番組の影響で料理好きになった長男。 それ程、楽…

黄色いリボンの大きな可能性

私がこのサイトで最近、何度かエントリしているように、昨今の残念な事件は、被害者の方々はもちろんのこと、保護者や地域の方々に大きな不安をもたらしていると同時に、子供たちの安全確保という観点で様々な取組みが、再考され、今も実施されています。 防…

春待月

12月は別名を「春待月」と呼ぶそうです。 年の瀬の慌しい毎日ではありますが、 「ゆったりと春が来ることを待つ」といった意味のようです。 昨今、様々なつらい事件が起きており、 私個人では、何もできません。 そして、つらい事件の当事者・関係者の方々…

負の心のスイッチを防げ

これはメディア論でも何でも無い。単に子供を持つ一人の親として、思うことである。 昨今、幼い子供たちが痛ましい事件の被害者となっている。 そして、遺族や友達、関係者の方々も被害者と言える。 犯人が一刻も早く捕まることを私は否定しない。当たり前の…

「静かな時限爆弾」、アスベスト、そして・・・

今日、昼時に小さな「赤とんぼ」を見た。 何年振りのことだろうか。 本当に「赤とんぼ」かなと思いながらも。 私が小学生だった頃は、今から約30年前。 あの頃、夏になれば、カブトムシを採りに行き、 秋になれば、赤とんぼが飛び舞い、 赤とんぼの前で指…

愛知万博に思う(2)

朝晩はまだ涼しいですが、やはり日中はだいぶ暑くなってきた京都。 今、愛知万博が開催されている名古屋ではどうなのでしょうか? さて、昨日、愛知万博の累計来場者数が500万人を突破したとのことです。 目標来場数である1500万人の達成に一歩前進と…

国会議員各位へ

多忙のため、エントリをしないつもりでしたが、短めに一言だけ。 最近の報道によると、 国会内で本会議以外は「上着無し、ノーネクタイ」 冷房温度を28度に設定しようとの動きがあるそうです。 政府そのものは6月から4ヶ月程度、各省庁の職員は原則とし…

「カブト」は採りに行くものだったはず

2、3週間前から私の枕元付近には、ザリガニがいる水槽があり、エアーポンプの音が最初は気になったのですが、今はもうすっかり慣れました。 ザリガニが何故、いるのかについては「ゆっくりと味わう時代へ」をご覧下さい。 ------

愛知万博に思う

「ホーホケキョ」 今日、移動中に車の窓を空けていると、ウグイスの鳴き声が聞こえてきた。 いつ聞いても季節を感じさせる鳴き声だ。

生き物はファッションではない

数年前の新聞記事一面、 朝日、夕日を一度も見たことがない子供たちが 23%もいる というトップ記事が掲載されていました。 生まれてこの方、日の出はともかく、夕日を見たことが無い子供たちが4分の1近くも存在するということです。もちろん夕焼けの美…

注意する勇気を持とう!!

昨晩、帰社途中に、いつも寄る酒屋でビールを買いました。もちろん顔なじみの店です。 ついでに、タバコも買おうということで、酒屋の店内にあるタバコケースから自分で「タバコ」を取り出そうとすると、これがビニールでしっかりと覆ってあり、取りにくい状…

生のコミュニケーション

ある人材関係の仕事をされている会社社長が書籍を出版されることになりました。書籍のコンセプトは「フリーターを無くしたい」、「若者層の雇用失業問題解決」、などで基本的には若者達へ勇気を奮いたたせる書籍となるようで、期待しています。 と言いながら…