ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

現代の教育について

全力疾走しない子供、させない親が失う人生にとって大切なもの

普通の企業がやっていることすらできない行政 2000年から2006年までの過去3回の国際学力調査(PISA)で日本は順位が下がり続けている。いわゆる「学力低下」というものだ。この結果をふまえ、行政では学習指導要領を再検討している。しかし従来同様、学識経…

少し考え方が違うのか、それとも考えそのものが無いのだろうか?

我々の会社は毎年、インターンを受け入れさせていただいている。 京都は数十近い大学が連携し、「大学コンソーシアム京都」という名称で財団を立ち上げ、「財団」が中心となり受け入れ側の「企業や団体」、そして送り出す側の「大学生」とのコーディネートを…

全国学力テストなど気にしなくていい:本物の人物となるために

43年ぶりに小学6年と中学3年の約225万人が参加した全国学力テストの結果が、昨日10月25日に公表された。地域や学校間の差、ゆとり教育の是非など、様々な議論がなされているように見える。既に遅い、あるいは一過性のような感もあるが。 私は、最近では「男…

「無理難題」と思うのなら保護者へも手引きを渡せばと私は思う

まず、前提として、下記に紹介する記事について、私自身も保護者の態度には、あきれはてていることを明言しておく。 「asahi.com:「運動会の旅費返せ」無理難題252件公表 大阪市教委 - 社会」 以下、「大阪市教育委員会」に正式なリリースが無かったため…

なぜ、こんなことをするのだろうか、怒りを超えたものを覚える

教育現場で起きたこと。事件、いや、犯罪と言っても良いだろう。 以下、「「男性講師が児童の「舌切る」ふり ショックで入院、「のりたま君」の仇名も」事件です‐事件ニュース:イザ!」より一部引用する。 大阪府高槻市の市立小学校で、3年生のクラス担任の…

1時間ですぐに商売人になった子供たち

一つ前のエントリで、私は週末に地元小学校で開催された「夏祭りに参加した」と書いた。 夏祭り開始は、16時。 この日は、午前中から遊びに来ていた我が子供たちの友人数名が、「夏祭り事前準備」ということで、15時半頃先に小学校へ向かった。 私が16…

食べ物を粗末に扱う伝説はいらないと私は思う

テレビ朝日の「いきなり!黄金伝説。」という番組をご存知の方は多いだろう。私もそして私の家族も好きな番組の一つである。多くの内容が盛り込まれた番組だが、私は「全メニューを食べ尽くす」という企画だけは好きになれない。いや、嫌悪感を覚えるといっ…

ある公園での言葉と想い

日曜日に5人の子供たちを連れていつもの近くの公園へ。様々な言葉が公園では飛び交っていた。 三男坊の言葉 公園のブランコは青・ピンク2つずつ。娘はピンクに常に乗りたがる。しかし三男坊・四男坊という先客がピンクのブランコを独占していた。娘は四男…

5人も子供がいることは良いことです。

「お父さん、今から時間ありますか? 病院を紹介しますので。」 「はい、息子のことなので何とかします。」 先週、5人の子供たちの中の一人を自宅付近の病院に連れていった時の、お医者さんとのやりとりです。すぐに会社に電話し、夜のアポイントをすべてキ…

金太郎飴にならないためにできることは?

数週間前に、母校の同窓会誌が送付されてきました。私の「経歴」をご覧いただくと大学・大学院まで掲載されていますが、実は、中学・高校とも卒業大学と同じなのです。いわゆる中学受験をして、合格し(実際は補欠入学でしたが)、その後、大学の受験勉強を…

ザリガニを死なせてしまった

昨日は社外取締役と20時頃に打ち合わせを開始し、帰宅したのが夜中の2時前。 いつものように自室に入り、メール確認など、少々、疲れ気味ながらもすべきことを終了。 そして、ベッドのすぐそばにあるザリガニ専用水槽を見ると、ザリガニが死んでいた。 見…

食べることができる壁面緑化

毎年のごとく、我が子供たちは学校で植物を育て、夏休みには自宅で育てます。今年はミニトマトなのですが、いつになっても高く育たないので聞いてみると、そのように品種改良されたミニトマトだそうです。世間も変わったものです。また、過日、七夕まつりと…

サルスベリと百日紅

サルスベリがきれいに花を咲かせる季節となりました。 過日、長男と次男が私の車に乗っていた時のことでした。交差点を通った時、サルスベリが少しだけ開花していました。少し車をゆっくりと走らせ、助手席に乗っていた次男に対して、「あの木はね、幹がつる…

自立型社会から自律型社会へ

自立と自律とは 久しぶりの更新です。多忙でした。 (「かっぱえびせん」、無事終了しました。) さて、昨晩、会合で興味深い話を聞きました。「自立」と「自律」、どちらが企業社員として必要な資質かということでした。少し辞書で調べてみると、

誰が教育を「いびつ」にしているのか。

昨年末に発表されたOECDの国際学習到達度調査(PISA)や、IEAの国際数学・理科教育調査(TIMSS)の結果。その後の日教組の第54次教育研究全国集会の開催。 そして、中山成彬文部科学相による「総合的な学習の時間」の見直し問題の発言。な…

多言語を学ぶにあたって

前回までの「これから必要なスキルの3回シリーズ」の総括をする前に、私なりに「言葉」について考えてみたいと思います。

これから必要なスキル(3)

シリーズ3回目です。 次回は総括ということで。。。

これから必要なスキル(2)

シリーズ2回目です。「Dawn博士」及び「お買い物中のあざらしサラダ様」にコメントを頂戴しましたが、お二方ともシリーズが終わるまで、今しばらくお待ち下さいませ。その後、総合的な議論を交わしたいと存じます。 といいますのも、今回のシリーズは米国の…

これから必要なスキル(1)

ここ数日、我々の会社や私のブログスタイルと違ったエントリーが続いているように思われる方もおられるかもしれませんが、共通して言えることは、 できることなら、 海外の情報源も視野に入れて ブログされるのはどうか、 というメッセージを込めているだけ…

「ゆとり」を取り戻すために

長年の盟友である、「at most countable」様から(以下、サイト管理人である「めたかさん」と記述させていただきます)、昨晩、 「競争社会を生き抜くために(2)」という私のエントリーにトラックバックを頂戴しました。 「やっぱり「子供は大人社会の鏡」…

競争社会を生き抜くために(2)

※コメントをいただいた方々のご意見をまず、お読み下さい。 ----------- 過日は、我が5人の子供達の中で、小学生となっている長男・次男のマラソン大会がありました。 マラソン大会があることは、前日の晩に、妻が教えてくれていました。そして、小学校から…

中学・高校生に税金の仕組みを教える余裕は無い

「週刊!木村剛 powered by ココログ」様の今日のエントリーである「収支とコストと資本を教えられる先生はいるのか?」 今回の木村氏のエントリーは、国家公務員や関係省庁の度重なる不祥事、また、分かりにくい税制の在り方について等などが発端だと思いま…

手加減を知らない今の子供たちへ

今日、当社の取引先であり、かつ当社の事業、特に環境教育に興味を持っておられる方とお話をしました。取引先も、もちろん緑や自然に関わる仕事をされています。 下記のサイトが活動内容で、こちらはビジネスではなく、自然破壊などを何とか食い止めたい、そ…