ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

ガ島通信様、そして木村剛様へ

なぜか、今朝方、「週刊!木村剛」様からトラックバックをいただきました。

[トラックバックランキング] 「ガ島通信」のジャーナリズム論」という記事なのですが、「ガ島通信」様と「木村氏」へトラックバックした記事は、「速報、新潟中越地震情報」なのです。

この私のエントリー、元記事をご覧いただければご理解いただけると思いますが、本当にアクセスアップなど関係無く、必死で、有名ブログと言われる方々へブログ記事に関係無く、TBしたものでした。ブログを通じて被災者の方に私なりに何かできることといえば、この程度しかありませんでした。

なぜ、木村氏からTBを頂戴したのか(上述したトラックバックランキングには、私のサイト、まったく触れられていないのに)、本当に不明ですが、ちょうど週明けに「ガ島通信」様が募集されている「この災害を次に生かすために」というアンケートに答えようと考えていたところなので、取り急ぎ、私なりに考えをまとめてみたいと思います。

そして、最も今回の地震で、被害を直面しておられる、「新潟中越地区地震緊急掲示板」ご本人からもご連絡がありましたので、今、エントリーすることが適切と考えた次第です。

「ガ島通信様」、「木村様」、あるいはスタッフの皆様、可能であれば私のサイトにコメントいただければ幸いに存じます。

ちなみに、「ガ島通信」様のアンケートフォーマットは

1、災害との関係

2、まず一番最初にどのメディアから情報を得ようとしましたか  (例、NHK、ラジオ、携帯(携帯ならサイト名も)など)

3、既存メディアの不満と評価する点。

4、既存メディアにこうしてほしい。

5、ネットやブログの不満と評価する点。

6、ネットやブログがこうなってほしい。

7、自由意見

といった内容です。

さて、一つ前の私のエントリーで触れた、「ここ数日で想うこと」にありますように

1)地震報道とCMのギャップ

私は、各メディア、特に民放テレビニュースで地震報道後、CMに変わった時のギャップに本当に違和感を覚えました。大変な状況が報道された直後に、何と表現すれば良いか分かりませんが、CMという「明るい世界」と「地震被害という現実の世界」に、長い距離を感じました。

仕方が無いのかもしれませんが、そして、比較すること自体、不遜なことかもしれませんが、前の天皇陛下が重篤になられた際は、日本全国が様々な形で自粛されたことを思い出します。私が大学生の頃でした。

そして、ブログどころかインターネットも無い時代でした。

それが、今では、様々な情報が、ほぼリアルで、いろいろな形で発信されています。

世の中は便利になりました。しかし、「情報を流す、受ける」、これは人間がすること。

私が大学生の頃と比べて、人間は、あまり良い方向に変わっていないと思います。

さて、これと同じかどうかはそれぞれ皆様、異論があるかもしれませんが、本日、各メディアにおいて、「紀宮さま婚約内定、お相手は都職員の黒田様」という記事があふれています。

そして、どのメディアも

新潟県中越地震など多くの被災者が苦しんでおられることから、両陛下やお2人の希望で来月下旬まで発表が控えられていた。

ということを知っていながらも、本日、発表。

極めて非常識なスタンスではないでしょうか。

もちろん、「ガ島通信」様のことを批判しているわけではありません。報道のあり方に極めて違和感を覚えているだけのことです。

私は、地震発生の時に、自粛という形でブログ更新を止めた時期がありました。今日の報道は、もちろん報道すべき内容かもしれませんが、報道された側(=皇族の方々)にとっては、極めて不快に思われたと私は考えます。

さて、ここで「ガ島通信」様へのアンケートに私なりに応えたいと思います。申し訳ないですが、フォーマットは完全に無視させていただいて。

私の考えは以下の通りです。

1)新聞記者の方々を含め、メディアに携わる方は、基本的には良識のある方が多いというのが私の経験知です。我々も何回もマスコミ取材を受けましたが、あえて言いますが「日本経済新聞」以外の記者の方は、極めて当社を応援する形で記事を書いていただきました。「日本経済新聞」の方を批判するつもりはありませんが、何か違う日経の方々には独特の雰囲気があります。個々の記者の方は良識ある方ですが、いわゆる「デスク」と呼ばれる方の裁量に、大きく左右されると考えています。

2)私の友人、同級生もメディアに関わっています。友人の一人は、今もイラク周辺で取材を、またある友人は、神戸の震災を取材されました。そして神戸の震災を取材した友人は、あまりの悲惨さ(関係者の方には申し訳ない表現ですが)に、心に傷、いわゆるトラウマとして、数年後、やっと立ち直られました。

3)結論です。ネットやブログ、そしてメディアの方々がどのように報道されようが、あるいは報道対象になった方々、すべての方々に共通して言えること。

それは、

どのような経路をたどっても、結局は人間がやること

なのです。

ネットやブログ、そして新聞、TV、どれも人間が作り出し、人間が運営・動かすこと。

今の世相を、そして日本の文化を示しているのは、ブログも新聞もすべて同一です。

「木村氏」が言われていたように、私も何回もメディアの方々には、苦渋、つらい思いを経験してきました。なぜなら、メディアの方にとって、一日それぞれが真剣勝負なのです。

しかし、報道されてしまった側にとっては、一日限りのものでは無いのです。

一日が過ぎれば、鮮度は激変・激減する。そういった方々の立場は極めて理解できます。しかし、報道された側には、このような立場が理解できにくいのが事実なのです。

本当に難しい問題です。

しかし、重複しますが、報道する側よりも報道された側のトラウマは一日では消えないものなのです。

最後になりますが、「ガ島通信」様を批判するつもりは毛頭ありません。批判すべきは、今、生きている我々、人間なのです。

そして、簡単に言葉にしたくありませんが、我々、人間のモラルが問われており、現実に様々なチャネルで如実化・顕在化・潜在化しているのが、今の現状なのです。

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