ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

雨よ絶対に降らないで下さい。

 明日水曜日から金曜日までに絶対に第一弾の樹木画像診断を仕上げなければなりません。明日は7時30分に社員が私の自宅に来て、そのまま現場へ直行です。(第二弾も10月早々にあります)

 是非とも、ここ数日間のある程度の好天を今も外の雨音を聞きながら心より祈りつつ、エントリしています。

参考:「最新非破壊樹木診断

 何十本の樹木を画像診断し、数十年、いや百年近く生きた樹木内部を測定機器によって診断し、生き延びさせることができるのか、それとも周囲の建築物・通行人の方々などの安全性を優先し、「大きな枝を落とす・最悪の場合、伐採する」という指標を画像診断で示さなければなりません。近畿圏でこの測定機器を保有しているのは我々だけなのです。

 人間ならば、最新の医療機器と医学の発達、そしてインフォームド・コンセント等、生死については、完全とは言えませんがある程度は整備されているといえるでしょう。

 しかし樹木の世界は、まだまだ皆無と言ってよいほどの状態。極論すれば内部画像出力からの私の樹木の診断結果、そしてそれをクライアント様や関係者にプレゼンする我々社員の説明、そしてそれを受け止められるクライアント様。様々な方々が「樹木という人間と同じ生き物」についての生死をそれぞれのお立場で判断・把握されるということとなります。

 測定手法の間違い、測定結果の誤認、これらが原因で何の罪も無い樹木の生命を左右してしまう結果を生じさせることだけは避けなければなりません。

 重責であると同時に、できる限り多くの、特に一般の方々が、この曖昧とした内容ではありますが、「樹木の生死を決定する」という意味について、ご理解いただければと思っています。

 では、ここ数日、ブログ更新できるかどうか不明ですが、「重責を担い、完結させる」ことが最優先ですので、ご理解ください。