ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

生まれて初めて本格的な「幽霊」と私は格闘したという話

 私は霊感が強いわけでもなく、占い・霊的現象といったものも信じない人間です。  ただ、大学生までは「金縛り」に良くなっていました。「あぁ、来るな」と予兆があって、その後、「金縛り状態」に。しかし、ものの数分で終わります。金縛りも怖いことも無く、「あぁ、また来たか」といった感じでした。社会人になってからは、恐らく一度も金縛りになったことは無いと記憶しています。  私の祖母は、私が米国留学中に亡くなりました。米国で突然の電話を受け、翌日、帰国。その後、葬儀を終え、実家の祖母が寝ていた場所に私も一晩寝ていました。その晩に、ふと気配を感じ、目を開けると布団の横に祖母が座っていたことがあります。これは「幽霊」というよりも、おばあちゃんがわざわざお礼に来てくれたのだなと、嬉しく思った記憶があります。  このように、唯一、おばあちゃんが枕元に出てきてくれたという事象以外に、私の人生の中で、「幽霊」的なものを見たという経験はありません。  ただ、昨晩は違いました。本来であれば、本件のようなことはブログでエントリすることも必要無いのですが、一つの日々のログとして、ここに書き留めておくこととします。  では、昨晩の幽霊体験をご紹介しましょう。もちろん実話です。 帰宅から就寝まで  昨晩は、週明け早々と言いながらも、かなり疲れており帰宅したのは21時半頃と早めの時間。その後、夕食を終え、自室にて、少し仕事の続きをしていました。23時頃にビールを1缶と半分しか飲んでいない段階で既に「ふらふら」とした状態を感じていました。その後、少し読書をして、24時過ぎに私は寝ました。いつもより1時間ほど早い就寝です。 午前3時頃  時計を見ていないので正確な時間はわかりませんが、午前3時頃から4時の間に、突然、自室の「電話」が鳴り、目が覚めました。「こんな時間に誰が私の自宅に電話するのだろうか」と思い、布団の中でまどろんでいた私。留守番メッセージとなりましたが、何のメッセージも残されず、電話は切れました。  私は午前1時に携帯電話の電源をオフにし、朝の6時に電源がオンとなる設定をしています。この電源オフの時間帯で緊急の場合は、自宅へ電話となるわけですが、あまりの深夜で、かつ留守番電話にメッセージも無く、「まぁ、間違い電話だろう」と考え、私はまた眠りを再開しました。 攻撃開始  しかし、この電話が終わった直後、誰かが私の身体を布団の上から押してきました。もちろん目を開けても誰もいません。  何度も寝返りしながらも、攻撃は続きます。布団の上から私を転がすような勢いで、30分ほど時間は経過しました。 寝る場所を移動  「寝かせてくれ!」と思った私は、意を決して、布団と枕を持って、1階の子供たちが寝ている場所へ移動。5人の子供たちが寝ている僅かな空間に潜り込みました。場所を移動したことが功を奏したのか、攻撃はありませんでした。ただ、子供たちの足が私の身体の上を占領するなど、これでは子供たちを起こしてしまうと考えた私は、再度、自室へ移動しました。 再度、自室へ  「もう、大丈夫だろう」と自室で横になった私。なんと、またしても攻撃は続きます。これでは寝ることができません。しかし、いつかは終わるだろう、あきらめてくれるだろうと思った私は、されるがままにし、寝ようとしていました。そして、とうとう幽霊と対面。 幽霊と視線が合う  上から押し付けたり、私を転がそうとしていた動きから、とうとう私の手を引っ張る動きが出てきました。「もう、勘弁してくれ」と思った私は、閉じていた眼を開けました。  眼を開けると私のベッドの横にある本棚に、「男性の顔だけ」が暗闇に、ぼんやりと浮かび、私と視線が会いました。どんな顔だったかは、ここでは言及しませんが、「男性の顔のみ」が空中に浮かんでいました。  「なんだろう、これは」と思った私は、一度、眼を閉じ、もう一度、眼を開けました。残念ながら、そこにはいつもの見慣れた本棚しかありませんでした。 攻撃終了  見慣れた本棚を見た段階、おぼろげに浮かぶ「男性の顔」を見た段階で、攻撃は終了。その後、何事もありませんでした。そして、私はやっと眠ることができました。  いずれにせよ、突然の意味不明の電話で起こされた私、その後の身体を揺さぶるような攻撃、一度、眠る場所を変えて、再度、自室に戻り、とうとう手を引っ張られ、幽霊と対面。  今、考えれば、最初から手を引っ張ってくれて、幽霊と早い段階で対面していれば睡眠不足になることもなかったと言えますが、こればかりは相手があることであり、予測もつきません。 頼みますからもう来ないで下さい、幽霊様  生まれて初めての本格的な幽霊体験をした私ですが、何かを伝えたかったかもしれません。また何かの予兆であったのかもしれません。そして、ここ数日で何かが明らかになるのかもしれません。  ただ、私としては「電話を鳴らして、私を起こして、それでも私が起きないので手を引っ張って、やっと登場」というパターンは、今後は、勘弁願いたいと心より幽霊様に希望します。  それでなくとも睡眠不足なのですから。  ちなみにある程度の信仰心がある私なので、私や私の家族が変なことにならないことだけは確信しています。 ※「ベンチャー社長ブログトップ10位へ ※「特選された多様な起業家ブログ集へ ※「新進気鋭アーティスト:鉄人Honey、下記画像をクリック」