ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

怒りに震えた:非常時に見える、人としての本性の一つの例

 今日で1ヶ月となる、3月11日に発生した東日本大震災

 東北地方を中心に未曾有の被害を及ぼし、被災された皆様へのお見舞いを申し上げますと共に、亡くなられた方々の御霊について、安らかにと心よりお祈り申し上げます。

 さて、以下は、とある農産物通販会社の震災後の告知文章だが、強烈な違和感を覚えるのは私だけだろうか。

 少なくとも私は強い怒りを感じる。以下にそのまま引用する。

2011年03月23日

出荷再開のお知らせ

この度は震災の影響で宮城等からの物流含め滞っておりましたが、ようやく発送を再開させることが出来ました。

商品の到着につきまして、いつもより少し日数を頂く事になるかも知れませんが、これも震災の影響による配送事情が、いまだにございますので、何卒、ご理解をいただけますようお願い申し上げます。

長い間、大変ご迷惑をお掛けして本当に申し訳ございませんでした。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。


 皆様は上記告知文章について、どう思われるだろうか。

 震災の影響で物流が滞っていたことは事実だ。誰しも知っており、何とか物流を円滑にと努力されたのは宅配便関係者各位だけでなく、諸外国を含め多くの関係者の尽力の結果だ。当然ながら、通販運営会社は何の努力も関与もしていない。

 商品の到着に時間を要することも、上記の3月23日の時点では、当然で誰しも理解できる。

 重複するがいずれも誰もが理解できることだ。4月11日の現時点では、ほぼ物流は一部の地域を除いて落ち着いているが。

 最も、怒りを覚えるのは、「この度は震災の影響で宮城等からの物流含め滞っておりましたが、ようやく発送を再開させることが出来ました。」という冒頭の部分と、最後の「長い間、大変ご迷惑をお掛けして本当に申し訳ございませんでした」だ。

 誰も長い間、迷惑だったと思っていないだろう。

 逆に「通販運営会社が、震災による物流の影響を迷惑に思っていたという本心」が文章から垣間見える。

 そして、告知文章から垣間見える通販会社の本音は、「震災で発送が遅れ、ビジネスチャンスを逃した」。

 これに尽きる。

 この通販会社は商売はもちろんのこと、人の心や悲しみ、苦しさ、痛みも分かっていない。

 この告知文章だけで、お客様が離れることなど想像もしていないだろう。

 そこまでして、商売をしたいのか。

 私は極めて怒りに震えている。このエントリのタイトルの通り、通販運営会社の「人としての本性」が現れている。

 以上、通常の私のブログスタイルとしては、かなり短いエントリだが、あまりにも怒りを覚えたため、アップした。

 かなりの乱文だがご容赦を。

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