ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘:まもなく本格的にブログ再開します。

 意図的にかなりの期間、更新を控えていました。社長ブログとして、申し訳ありませんでした。
 詳細は語ることはできませんが、個人的なことではありません。新規事業の大きな展開に向けて、過去最大の集中期間であったことが原因です。

 我々が推進している新規事業は、様々な提携先企業社長と行っています。そして、これらの社長・社員各位もブログを持っておられますが、一緒に日々、研鑽しているため彼ら、彼女らのブログも更新が止まっています。そんな状況下で私だけが更新することは精神的にも、道義的にもやるべきことではないと考えていました。

 少しだけ、視点を変えてみましょう。

 例えば、会社同僚で新規事業を行っているとします。そして、実名・匿名関係なく、ブログを同僚それぞれが持っているとしています。そんな状況下で、ここ一番で頑張る時、あるいは、あと一歩で成功する時に、例えば、一人だけ、呑気にブログ更新していれば、「ブログを更新している暇があれば、あと一歩の新規事業に注力しろ、協力しろよ!」という気持ちが、全員でなくとも一部の人間の心の中に生じる可能性は否定できません。
 言葉で伝えなくとも、そう思うだけで、新規事業の円滑な推進に支障が生じます。メンバーの心が折れてしまうといっては過言かもしれませんが、悪影響であることは少なからず確かではないかと私は考えます。  特に、メンバーの一部が徹夜で提案書を書いている時に、ちょっとした時間に同僚が、内容の中身に関係なく、何らかのブログ更新をしていれば、穏やかな気持ちにはならないでしょう。それこそ、「こっちは徹夜なのに、暇つぶしにブログを書くなら何か手伝ってくれよ!」となるでしょう。

 これは、私自身が経験したことです。一緒に新規事業を推進している社長は短い文章ながらも、ほぼ毎日、ブログ更新。私はその社長のレポートの英文化が担当でした。相手の社長レポートは、夜11時頃にメールで受け取ります。それを私は2時間程度を要して英文にします。毎日夜中の2時頃に終了です。やっと英文化できたと思い、翌日か翌々日、相手の社長ブログにアクセスすれば、私の2時間の英文化作業の間にブログ更新です。

 相手の社長は英文は苦手なので、あとは確認なしで私が担当です。しかし、私の神経は穏やかではありません。「次の英文化に向けての日本語資料作成をしてもらえれば、もっと加速化するじゃないか!」というのが私の本心です。

 これらの点について、一度、提携先企業社長や関係者で意思統一を図りました。その結果が、関係者全員の「ブログ更新一時停止」です。

 些細なことかもしれませんが、ブログ更新というものは、個人差はありますが、10分程度で可能なものです。ただ、時間に関係なく、会社は違うとしても、新規事業推進で一心同体です。そこには、いろいろな心構え、配慮が必要と考えます。その一つが「ブログ更新」だと私は考え、ここ数ヶ月、ちょっとしたことで信頼関係を失いたくなく、ブログの更新を停止していました。

 たかがブログ、されどブログです。
 ブログのちょっとした更新で信用を消滅させるなど、本当に「もったいない」話です。

 ということで、徐々にではありますが、「従来の私なりの視点で、今、世間で生じている多様な事象について、これから書き続けていきたい」と考えています。

 今後とも、よろしくお願い致します。
 もう1時30分です。寝ることとします。
 (よろしいでしょうか、もう寝ても。明日も17時から恐らく夜中1時ころまで打ち合わせする新規事業関係各の皆様へ)

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