ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

クリスマスプレゼントにいかがでしょう:「まいあめ」

まいあめ (この画像は「名古屋市西区栄生2-16-18 株式会社ナカムラ」様に帰属します。)  数週間後に迫るクリスマス。我が家でも週末にクリスマスツリーを飾った。  毎年、今頃に、我が家の「冷蔵庫」に子供たちが書いたプレゼントのリクエストの手紙がサンタさん宛てに貼り付けられる。その手紙のリクエストに最大限、応えるべく、私と妻(大半は妻です)は、クリスマス当日まで、奔走する。隠し場所にも毎年、苦労している。  さて、本日12月4日付けの朝日新聞に下記のような記事を発見した。以下、一部引用する。 「asahi.com:「マイあめ」いかが 図柄・味 お好みで ネットで受注 - 暮らし
 「あなただけのあめを作ります」。名古屋市の製菓問屋が今春から、オーダーメードの図柄と味のあめをこしらえるサービスを始めたところ、全国から注文が相次いでいる。企業が販売促進用に使ったり、学校が記念日に配ったり。街から駄菓子屋が消え、販路を失った中小の製菓業者が弱り果てている今、この製菓問屋は「低迷する菓子業界の起爆剤にしたい」と意気込む。 (一部割愛)  一番多い注文は、「企業のロゴを入れてほしい」。保険会社などが、営業の際に配るという。次に多いのは学校の校章で、東海大や明治大などからも注文があった。  個人からは、結婚式を控えたカップルから「2人の名前とハートマークが入ったあめを配りたい」との依頼があったほか、祖父が初孫の名前を入れたあめを注文したケースも。タレントの綾小路きみまろさんからも、「似顔絵を入れてほしい」との注文があった。
 さて、実際に、検索してみると、「手作り飴「まいあめ工房」」があった。  (楽しいサイトなので是非ともアクセスを)  通常は、問屋は直接、最終消費者に商品を販売しない。我々の商品も代理店がある地域では必ず代理店を通す。  ただ、駄菓子屋さんが街から消えていることは事実であり、この業界の活性化の一つになる素晴らしい試みだと私は考える。遊び心、そして企業の景品、販促グッズなどに「あめ」が活躍するなど想像したことも無かった。換言すれば「あめ」・「飴」も考え方、やり方次第で無限大の可能性を秘めているということだろう。  もちろん、この発想は、どのような業態にも適用が可能と考える。「オリジナル」という属性は極めて強みを持つ。ちなみに我々もある意味で「オリジナル」な緑化関連の新規事業を立ち上げる予定で、今回の「手作り飴「まいあめ工房」」は非常に参考になったと同時に、できる限り、最終消費者のニーズ・要望に応えられる商品が強みを持つことを再認識できた。  さて、「まいあめ」なのだが、クリスマスプレゼントにするには少しだけ、問題がある。納期が2週間から1ヶ月程度という点(朝日新聞記事によると生産が追いつかないと書かれており、今年のクリスマスに間に合わない)、個人向けの「まいあめ」は発注単位が3,500個(1種類)という点(いくら7人家族といえども飴が3,500個は少々、多い)だ。  そして、もっと重要な点に気付いた。「「オリジナルキャンディー・まい飴」の価格表とオプション:手作り飴「まいあめ工房」」に以下のように記載されている。
図案 着色された“原画”が必要です。入稿方法は、郵送でも、メールでも構いません。写真で申し込まれた場合は、別途イラスト代金が必要です。手作りですので、ご希望のイラスト通りになるとは限りませんが、事前の打ち合わせで綿密に行います。
 もちろん、我が子供たちや恐らく私や妻の写真で図案を提出し、「まいあめ」を手作りにて作成していただくわけだが、自分の顔の入った「まいあめ」は食べることはできる。ただ、自分の子供たちの顔が入った「まいあめ」を食べるには少々、気合は必要ないが、躊躇してしまうだろう、私の性格であれば。  (ちなみに個人向けではなく、販売用・業務用の「まいあめ」もあります。)  来年のクリスマスプレゼントの一つの候補として「まいあめ」は考えるが、いずれにせよ、この取り組み、先に書いたように「オリジナル」・「世界に一つだけ」・「自分の願いや思いが商品化される」といった点が付加された商品・製品は大きな強みを持っていることは間違いない。  「手作り飴「まいあめ工房」」様のさらなる発展と関連する業界の飛躍を祈念して。 ※「ベンチャー社長ブログトップ10位をクリックで確認 ※「特選された起業家ブログ集トップ10位をクリックで確認 ※「新進気鋭アーティスト:鉄人Honey、下記画像をクリック」