ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

T大学の皆様、ありがとうございました。

 過日のエントリである「プロから評価される、そして長い付き合いどちらも重要」で下記のように私は書きました。

 数週間前、米国時代の私の友人(この方は大学の先生、凄い!)から、学生さんの合宿を9月上旬にするとの連絡がありました。そして、私が学生さんを前に「お話」をして欲しいとの依頼もありました。

(中略)

 ちなみに、「お話」するにあたって、「この私のサイトを学生さんには事前に読んでもらうこと」を必須課題として、友人の大学の先生にはお願いしておきました。

 ということで、昨日、15:30からT大学の学生さん約20名を前にして、「お話」をさせていただきました。自分の会社の紹介をしても、あまり学生さんには面白くないと考え、私の今までの人生について語ることとしました。

 お蔭様で予定の2時間はあっという間に過ぎ、少しは学生さんの参考になったかと思っておりますが、実際のところどうだったのかは、わかりません。17:30に「お話」を終え、学生さんが予約したそのまま歩いて数分の居酒屋へ直行。なかなかの味を提供する店(参加者しか分からない微妙な表現です)でしたが、数名の学生さんから「聞きたいことがあるんですが?」といった感じで話しかけてもらい、「あぁ、少しは私の話も参考になるとことがあったのかな」と一安心でした。

 その後、学生さんと別れ、米国時代の私の友人と二人で「第二事務所」へ移動。20時頃から二次会スタートで終わったのが23時少し前といった感じです。何といっても、この私の友人(T大学の先生)と会うのは12~13年ぶりです。やはり米国留学時代の思い出話に終始しました。

 米国留学時代、私が住んでいたマンションはある意味、溜まり場でした。要するに私の部屋にみんなが集まって一緒に勉強するということです。今、神戸で社長をやっている友人は、いつも「ただいま~」と一言、発しながら私の部屋で勉強開始。そんな感じの毎日を今回のT大学の先生とも共に過ごしていたわけです。

 さて、二次会後半からは私のこのサイトの話となりました。T大学の先生は今も私のことを米国時代のニックネームである「KOJI」と呼ばれます。ちなみにT大学の先生は私とほぼ同じ年代の女性です。

「ねぇKOJI、あなた、よく毎日、あんなにたくさんいろいろと書けるわね」と先生。

「いや、最近はあまり書けていないんですが、慣れると書けるようになりますよ」と私。

「いや、私なんか絶対、無理だわ」と先生。

 こんな感じで会話が進んでいったのですが、この先生、ありがたいことに本当に毎回、私のエントリを読んでいただいているようです。

「KOJI、一言だけ言わせてもらってもいいかしら」と先生。

「はい、何でもどうぞ」と私。

あなたの文章、長過ぎるの」と予想通りのコメントが先生から。

「いや、でも最近は、結構、短いでしょ」と私。

「最近、短くなったことは認める。またKOJIなりの文体や流れがあって、これはこれでおもしろいんだけど」と先生。

「いや、私のある程度、長めのエントリを楽しみにしている人もいると思いますよ」と弱気の反論をする私。

「いいの、起承転結が必要かもしれないけど、起と結で終わるくらいにしないと」と先生。

「とりあえず画面をスクロールしなくても済むくらいの文章量にしてほしいなぁ」とまたしても先生のご指摘が。

「はい、了解しました。スクロールしなくてもいいくらいの文章量にこれからはします」と私。

 こうして、会話は進み、お開きの時間となったわけですが、「私のこのサイトを事前に見ること」を今回の「お話の宿題」として学生さんに依頼していたわけですが、先生いわく、わざわざプリントアウトして、新幹線の移動中に読んでいた学生さんもおられたそうで、何とも迷惑なことを宿題としてしまったな、と少し反省しております。

 最後になりますが、T大学の学生の皆さん、そして先生、本当にありがとうございました。学生の皆さんは今頃、京都の町を歩き、企業訪問やインタビューをされていることと思います。学生の皆さんそれぞれ違った個性を持っておられる方ばかりで、期待しています。また何かの機会があったら気軽にご連絡下さい。そして、先生、また近いうちにお会いできればいいですね。

 二時間という短い時間でしたが、私が話したことの一つだけでも皆さんの心に残っていれば、それだけで私はうれしく思います。

 以上、いつもの文章量とあまり変わらないエントリとなりましたが、御礼とご報告を兼ねて。

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