ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

私のコンプレックス、そして親として

休み中に子供たちと「少々、激しい戦いごっこ」をしたため、私の眼鏡が曲がってしまいました。良くあることなので、自分で小型ペンチなどで、修理したのですが、どうも失敗したようで、かなり上下左右のバランスが悪くなり、結局、購入先の眼鏡チェーンに本日、行かざるを得なくなりました。

いつものように店員さんに「眼鏡が曲がったので修理してください」と頼むと、突然、「オーバーホール修理書」といった紙を出され、「ちょっと時間がかかりますがいいですか?」との回答が。本当にかなり私の眼鏡は曲がりくねっていたようです。

このサイトで何度か書いていますが、小学生の頃から大の本好きであった私は、布団の中で懐中電灯を照らして本を読み続けたため、小学校中学年頃から、眼鏡をかけていました。あの当時は、いわゆる「黒ぶち」の「牛乳瓶の底」のようなレンズしかなく、眼鏡をかけることに、かなりのコンプレックスを感じていました。

(黒ぶち、牛乳瓶の底、といった表現も今の子供たちには、わからないかもしれませんが。)

実は、数週間前に次男坊が眼鏡を必要としなければならない状態となったため、一家全員で眼鏡屋さんに行ったのですが、世間は変わったなと改めて実感したところです。何といってもカラフルかつ、耐久性に優れたものなど、様々な眼鏡があり、次男坊もご満悦の様子で、学校では「ハリー・ポッター」と呼ばれているようで、恐らく、眼鏡に対するコンプレックスなど皆無のようです。

さて、少し、私の「コンプレックスの歴史」について書きます。深い意味はありませんが。

上述したように「眼鏡」に対するコンプレックス(いわゆる、眼鏡をかけている自分が格好悪いと思うこと。)は、小学校時代以降、常に存在し、結局、中学から大学生、米国留学中など、コンタクトレンズを使っていました。若かりし頃は、人前では常に「眼鏡無し」という状態だったわけです。大学の頃は、キャンプなどあまり衛生状態が良いといえない場所でも、コンタクトをしていました。一日中、コンタクトをつけ、寝る前に眼鏡に変える時の何とも言えない「安堵感」が今も忘れられません。

社会人になってからは、時代も変わり、眼鏡もある程度、バラエティに富んだものを選ぶことができたため、今は、人前でも常に眼鏡をかけており、もうコンプレックスはありません。

少し話は変わりますが、私は小学4年生まで「いじめられっ子」でした。厳密には3年から4年生までの2年間、様々な手法を用いて、クラスの仲間にいじめられました。何がきっかけだったか、すっかり忘れましたが、自分でも良く耐えたなという記憶は残っています。ただ、あの経験が2年間以上、続いていたとすれば、今となっては想像できませんが、私も大きな心の傷を負っていたのかもしれません。

そして、5年生になると突如として、「いじめっ子」に私は、なりました。私の親も相手の子に謝りに行ったり、先生にも、何度もやめるように言われました。私が「いじめっ子」だったのは、小学生時代だけでしたが、本当の意味での悪質な「いじめ」ではなかったと思っています。

(ここらあたりの「いじめに関する私の考え」については、また別の機会にでもエントリします。)