ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

Google EarthだけでなくGoogle Spaceも

私の自宅のすぐ前の通りは昔の「東海道」そのものなのです。

車が一台程度通ることがやっとの狭い道なのですが、昔はこの道を通って三条大橋まで様々な人々が往来していたのでしょう。今では想像もつかない話ですが、歴史が語っているように重要な通りだったことは事実なのだと思っています。

実は、先ほど家族で買物して、自宅に着いたところである方から道を聞かれたのです。

「昔の東海道は、ここで良いのか」と。そしていつもの如く、「この道ですよ」と私。休日でリュック姿で私の家の前を歩いている方の多くは「東海道を歩く旅」をされている方で、結構、多く見かけます。それほど、昔の東海道とは思えないほど狭い道になってしまいました。いや、昔はこの幅が「道」だったのでしょう。

京都というところは盆地で四方を山に囲まれているということは多くの方がご承知の通りですが、私の会社は、いわゆる一山を越えたところに位置しています。JR京都駅から滋賀県寄りの次の駅がJR山科駅で、ここが私の会社の最寄り駅なのですが、京都から山科まではトンネルで山を越えます。電車で1分は要しますので、それなりの大きな山なのです。

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さて、ここからはある大学の先生からの伝聞です。京都大学の教授なので確かな情報としましょう。先生曰く、昔、天皇陛下が京都に来られる時があったとのこと。しかし、東海道(私の家の前の通り、以下、旧東海道)では、あまりにも狭すぎる、ということで、急遽、新しい道を作られたそうです。

上述したように、旧東海道では山を越えなければなりません。これでは天皇陛下にご迷惑ということで、数日かかって(教授は一晩と言っておられましたが)、山を切り開き、三条大橋まで道を作ったそうです。地元の我々が言うところの「三条通り」です。

この「三条通り」、今でこそ地下鉄がありますが、昔は三条大橋からいわゆる「京阪電車」が路面電車三条大橋から滋賀県方面まで通っていました。京阪電車も切り開かれた一山を登り、車と共に歩んできたわけです。

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さて、本題です。

多くの方がご承知のとおり、Googleが日本でもサービス提供してくれました。私の過去記事である「海外旅行へ行く前に」が海外ではなく日本でも現実となりました。

過去記事でご紹介したGoogle mapsGoogle Localは、いわゆるオンラインでのサービスなのですが、Google Earthは、オフラインのサービスのようです。ダウンロードは「こちら」で。

いやはや、おもしろいです。私もある程度、海外に滞在した人間としては。特にこのプログラムは、場所を衛星画像で楽しむことができるだけでなく、その画像をいろいろと動かせることができる点が素晴らしいです。

ダウンロードしていただき、コントロール画面のTilt UpやTilt Downで、いわゆる上空から見た画像ではなく、水平線から見た京都などが楽しめます。素晴らしいものです。もちろんバージョンアップの時にはいろいろとあるかもしれませんが。

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今、私の部屋で、長男が夏休みの自由研究ということで、ロボットを作っています。市販のロボットキットをまず作り、その後、自分なりのロボットを夏休みの間に作るとのこと。まず作ってみて、それからロボットはこのような感じで動くことを知り、最終的には彼自身で新しいロボットを作りたいと言っています。

私の長男は、最近は星座に興味を持っており、私は一緒に見ることはできませんでしたが、妻と長男はいろいろと星座を見たそうです。旧東海道なので、それなりに暗くなれば星座も少しは見えます。長男は「さそり座」が好きなようですが(長男曰くアンタレスが明るいから好きだそうです)、「夏の大三角形」は、すごくきれいだったとのことです。

(この記事を書きながら、横にいる長男に聞いたのですから真実でしょう。)

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Google Earthもすばらしいですが、長男のために、いや私の家族のために、Google Spaceも作って欲しいなというのが、今回のエントリの結論です。

「北斗七星」と入力すれば、Googleが実際に画面に出してくれる、そんなサービスがあればと思い、祝日ではありますがアップいたしました。

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こちら」が私の会社付近です。サル出現にとうとう消防車まで駆けつけた次第です(表示されたらサテライトをクリックしてください、山ばかりということがご理解いただけると思います)。

知床半島世界遺産に登録されました。登録はともかく、海域・漁業について様々な問題が今後も頻出すると思われますが、この点についてはまた、後日、エントリしたいと考えております。

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では、長男のロボット政策、間違えた、ロボット製作を手伝うとします。

と書き終えた直後に四男坊が、「お父さん、何やってんだ!!」と怒られたので、3歳の彼にWeblogについて説明することも無理なので、これにて完全にネットからは少し離れます。