ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

タバコを吸うということ

私の家族でタバコを吸う人間は私しかいません。

私も米国に留学するまでタバコは吸いませんでした。

タバコにはまったく縁の無い生活をしていたと言えます。

私のサイトの過去記事に書いたかもしれませんが、

私の米国留学時代、ちょうど大統領選でTVは盛り上がっていました。

クリントン大統領になるかならないかの時期でした。

嫌味でも何でもないのですが、私はある程度、英語を理解できるので、

大統領選の応援候補のスピーチに酔いしれてしまいMBAの勉強が本当に疎かになってしまいました。

日本の政治家に聞かせてあげたいほど、例えば当時のNYの市長のスピーチは秀逸でした。

しかし、TVばかり見ているわけにはいきません。勉強しなくては。

ということで息抜きの手段として選んだのが「タバコを吸う」ということでした。

当時はほぼ24時間といって良いほど勉強三昧でしたので、

気分転換はTVを見る程度しかありませんでした。

しかしその気分転換のTVを見ることがやぶ蛇に。

上質のスピーチを聞くにつれ、引き込まれるように時間を忘れた状態に。

そこで、TVを見ることをやめ、

代替案として3分で気分転換が終わる「タバコを吸う」という行動へ。

これがタバコを吸い始めたきっかけです。

あれから、15年余り。

青森滞在中は農家の皆様にタバコを吸いながら、営業をしたものです。

当時はタバコを吸わないと、いや吸っていないと仕事にもなりませんでした。

別に私がタバコを吸うことについて言い訳しているなんて思ってもいません。

今でも、新幹線に乗るときは禁煙席です。

新幹線で寝ているときにタバコの煙で起こされるのは嫌だから。

しかし、残念ながら禁煙するにまでは至りません。

朝起きたときの一服がおいしいと感じてしまう今に至っては。

ただ、できる限り、周辺の皆様には配慮しているつもりです。

公衆の場では、「タバコを吸っても良いですか?」と聞いています。

聞くと、大多数の方が「どうぞ、お構いなく」という返答を頂戴します。

しかし、返答を頂戴し、タバコを吸い始めても、相手の方は、言葉通りではなく

今ひとつ迷惑に思っておられるそぶりが見えれば、すぐさまにタバコを消します。

タバコに限らず、これが「マナー」というものではないでしょうか。

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最近、地下鉄でも携帯電話でメールや会話のやりとりをしている若者がいます。

それほど、緊急にやりとりしなければならない程、大切な事柄があるのか?、と不思議に思うほど。

私は、こちらの方が、喫煙よりもずっと大きな問題ではないかと思っています。

さて、関係者各位については申し訳ないと思っていますが、

まだ私はタバコは吸い続けます。

しかし、私は大きな枠組みでのマナーは守っています。

そして、タバコに関係なく「マナー」・「モラル」というスキームを理解できない方々が多すぎることを、残念に思っています。

今日の私のエントリ、いつもと違って短いですが、

個々のエントリが長すぎるというご連絡をいただきましたので

実験、試験の意味も込めて非常に簡単なエントリと致しました。

皆様、何かご意見がありましたらどうぞ気楽にコメントいただければと存じます。