ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

MOTTAINAIとTSUNAMIとDAWN

先週、人事異動ということで、お世話になった京都の行政の方が挨拶に来られました。

「本当はもっと早くに来たかったのですが少しバタバタしておりまして」とのこと。少し挨拶が遅れた理由について伺うと、以下のようなお話でした。技術系の行政の方なので、私は少し専門外なので、よく分かりませんが。

行政の方いわく、計測の分野では例えば、「設計図に書いてあるとおり10cmの大きさにつくりました。」となれば、「じゃぁ、その10cmというのはどの計測機器で測定しましたか?」との突っ込みが入るそうです。換言すれば、我々が日常で使うようなモノサシで計ったモノなどは、モノサシそのものに信頼性がないので、結局、モノ全体も信頼できないということです。この「モノサシ=計測機器」がそもそも信頼性があるかどうかを証明するために、今ではかなりの時間が必要になりバタバタされていたということらしいです。結局、「規格・スタンダード」が他にあるため、その規格に合致しているかを証明しなければならないということにつながります。

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少し話題を変えてみましょう。

過去から世界共通語と言っても過言ではない、TSUNAMI。この分野では日本がスタンダードといえます。換言すれば、TSUNAMIに関することは、日本に従わなくてはならない、日本の計測に間違いはないということです。現状では、多国間の思惑があり、そうではないかもしれませんが。

また、昨今では、環境分野の活動家として史上初のノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイ女史が、日本語の「もったいない」が3Rを一言で表現する素晴らしい言葉であるということで、国連など広く世界に発信していくと表明されました。「MOTTAINAI」は、まもなく世界共通語になり、何らかのスタンダードが生まれてくるかもしれません。

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行政の方との会話に話を戻します。

「小島社長、結局ね、スタンダードを持ったものが勝ちなんですよ。これが俺のやり方だ、文句あるか、という態度に出られるような戦略を立てるということなんです。」

「いや、実は我々も最終的な目標として、環境や緑化にはサン・アクト!! と誰もが想像できる、納得できるイメージを確立させたいなと考えているんです。」

「そうですよ、社長。よく言うデファクト・スタンダード。社長のところの樹木回復手法を業界の標準規格にすれば、あっという間に世間を制覇できますよ。」

「もちろん道のりは険しいですが、結局、デファクト・スタンダードは参入障壁にもなりますしね。」

そうなんです。

TSUNAMIのような世界中、誰もが知っている言葉、誰もが意味を理解できる言葉。そしてまもなく世界標準になるかもしれないMOTTAINAI。

そして環境や緑化業界では、SUNACT。

我々は、できる限り、早く、SUNACTという言葉が一人歩きし、誰もがこの言葉に信頼性を感じられるような、業界標準規格となるような、そんな会社にしていくことを目標とし、少しずつ一歩一歩、前進していこうと心に誓い、これからも精進していきます。これが回り道に見えるかもしれませんが、一番の近道のような気がします。

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さて、本来はここまでが私の記事なのですが、とある理由から、もう一つ業界標準にすべき言葉があります。業界とはブログ界のことなのですが、是非とも皆様に知っていただきたい言葉。デファクト・スタンダードまではちょっとおこがましいかもしれませんが。

皆様、「夜明け」という意味の言葉にDAWNという英単語があります。DAWNは、ダウンと発音するのではなく「ドーン」と発音します。学生時代に確かに学んだ記憶がある方は多々、おられると思いますが、間違いやすい単語にDOWNというものがあります。こちらこそ「ダウン」と発音します。意味としては下がっていく、降りていくといったところでしょうか。

しかし、ブログ界では、DAWNをダウンと読んでしまう方が多く存在し、あるブロガーの方が困っておられます。是非とも、ブログ界の誰もが知っている、理解できる、いやそれよりも発音できる言葉として、「DAWN=ドーン」という英単語があることを周知徹底できればと私は切に願っています。

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