ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

七つの社会的罪

私のMybloglistを確認すると、 [METAMiX!3.0]様からリストされていました。かなり有名な方とは思っているのですが、私のブログ内容やスタイルとは少し離れている感じなのですが、いずれにしましても御礼申し上げます。

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さて、皆様、ご承知のインド独立運動の指導者「ガンジー」。今から50年以上前の1948年に暗殺された彼の墓石に碑文として「七つの社会的罪」(Seven Social Sins)があります。

それは、

1.理念なき政治(Politics without Principles)

2.労働なき富(Wealth without Work)

3.良心なき快楽(Pleasure without Conscience)

4.人格なき知識(Knowledge without Character)

5.道徳なき商業(Commerce wihtout Morality)

6.人間性なき科学(Science without Humanity)

7.献身なき信仰(Worship without Sacrifice)

というもので、七つの社会悪を無くそうという意味になるかもしれません。

私なりにもう少し、言葉を変えてみると、

理念もなければ、原則も無い政治。

汗もかかずに得た富や財産。

良心をまったく持たない快楽や楽しみ。

品性や人格を伴わない知識。

道徳・モラルに欠けたビジネス。

人間としての博愛精神や道徳観念の無い科学。

献身の無い、自らを犠牲にしない信仰。

このような感じになるでしょうか。

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私は、今の日本、世間というものは、これら七つの社会悪を未だに持っている、あるいは何ら変わっていないのではと思います。特定の方、個々の問題というよりも、薄く広い「共通項」のように感じます。

もちろん、これら七つが、今、すべて該当するとも言えません。時代によって七つのうちのいずれかが突出している場合があるかもしれません。換言すれば、どれか一つの社会的罪がその時代に存在していれば、その社会はバランスが取れていない状況にあると言えます。

ただ、昨今の社会問題や企業紛争、政治、そしてモラル無き様々な事象。七つの社会悪が重なり合って生じているものがあるかと思います。

「七つの社会的罪」は非常に奥が深い普遍性を感じさせます。七つの社会悪と今の世間を照らし合わせ、私自身が個々の事象はこの社会悪が合致している、といったことは言えません。それは、正しい答えは一つでは無いからと私は考えているからです。

皆様自身が考えていただき、身近な社会悪を変えていただく一歩を踏み出していただければと私は思います。いつもより短いエントリーになりました。私がどうこう持論を掲げるのではなく、「七つの社会悪」を知っていただき、考えていただく、あるいは行動いただくきっかけとなればと思い、おこがましいことではありますが記事とさせていただきました。

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追記:

今日は非常にサーバーが不安定な一日でしたが、徐々に改善されています。皆様、安定するまで今しばらくお待ち下さい。

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