ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

「地球温暖化」に対するコメント御礼

私のブログ、「郵政民営化、テロ対策より先にすべきこと」で、様々なコメントを頂戴しました。

頂戴したコメントがかなり貴重でかつ示唆に富んだものであると思い、異例ではありますがコメントを今回のブログとさせていただきます。

コメントを頂戴した方の著作権等、不明な点もありますが、このようなブログのあり方も良いのではという提案も含めて。

(一部、コメント文章変更、句読点等、読みやすくするため変えております。コメンテーターの皆様、お許し下さいませ。またコメントされた方でコメントをブログ化したことに異論のある方は、お知らせ下さい。このブログを削除致しますので))

まずは、当社インターンの彼女から。

地球温暖化問題など、近年に見る環境問題。このことについて考え出すと、私はとても、もどかしく思うことだらけです。

本当に、私たちのすぐ横で自然は変化しています。例えば、日々暑いです。毎日熱帯夜が続きました。私たちは、皆同じように眠りにつくのに毎日、毎日、苦労したはずです。

しかし、暑い暑いと口では言いますが、大概の家庭や、施設でクーラーの設定温度はどんどん低くされて外にますます熱を放出します。これでは、もっとこれからの熱帯夜を加速させることでしょう。

おかしくないでしょうか?

自分さえその時涼しかったら、明日のこと、先のこと、他人のこと環境のことはどうでもいい。そのような態度が伺えるのです。自分で自分たちの首を絞め続けてそれでも、誰かが何とかすればいいという、こんな姿勢で環境は守れない。そう思います。

環境を改善させたいならまず、自分たちから心をかえていかないと誰にも地球は守れない。そう思うのです。

私も、何よりも真っ先に一緒に地球で暮らす市民として自分たちの基本である地球環境は、地域の治安や経済よりももっと、みんなの幸せの基本であること。だからこそ、「みんなで大事にしていこう。」という気持ちを持った社会の実現を望んでいます。

そのためには、一体どうすればいいのだろう?どうすれば、お互いが我慢の出来る社会になるのでしょう。戦争や、テロなんかやってる場合ではないと思います。人類は本当は大きな壁にぶつかっていると思います。壁と向き合い、解決に向かって力を注いでいけるようになってほしい。そう思います。

chiharu

次は、自分でもブログを持っておられる「おおた葉一郎」様のコメントです。

(二度もコメントを頂戴しておりますが、合体させていただいております。)

地球温暖化に個人の力で対抗できることは少ないのですが、頑張りましょう。

横浜に住んでいて、ネズミの額ほどの地面に、洋芝敷いていたのですが、今年の暑さで大被害でした。熱帯に近づいてきたのかなって感じてます。

私も、長く石油企業に勤めていたのですが、数年前に転職しました。長い期間、環境破壊側にいたので、環境改善側に回ろうかとも思ったのですが、なかなかビジネスラインにのりそうもない状況のままです。

地球温暖化は、もう日本なんかでは植生の変化で大変なことが始まっています。中緯度地帯で、亜熱帯化が進んでいるように思います。例えば、沖縄特産のゴーヤなんか関東で豊作みたいです。植生の北上スピードより温暖化のスピードが速いと、中間地帯が砂漠になります。

温暖化はまさに複合系の問題で、根本的には、化石燃料(石油石炭天然ガス)の使用が原因ですが、それではなんら解決しないので、もっと総合的視野が必要です。

海水は、CO2のストックを巨大な量で受け持っているのですが、少し前から飽和状態です。元々、どうして海水にCO2がりザーブされるのかもよくわかっていません。一つの問題は、そのあたりの解明です。

次に、エネルギーの効率化の問題です。CO2の排出量を少なくすることを最優先に考えたシステムです。部分的には省エネ=省マネーになるので合理的です。しかし、大規模なことを考えるとおカネとの相談になります。燃料電池車なんかがそういうことです。

自然環境のCO2許容量が飽和状態だと仮定すると、油田(ガス田、炭田)から出てきた原油の分だけCO2が発生するので、生産側に強引に網をかける方法があります。バースコントロールです。しかし、確実に戦争がはじまるでしょうね。すべてのエネルギーを国連管理にしなければならなくなります。

また、同時代燃料の使用という考え方もあります。間伐材を火力発電でつかったり、植物性プラスティックとかですが、輸送や効率の面で、コストが合わなかったり、浮くエネルギーより使うエネルギーの方が多いニセモノもあります。

また、国が関与するなら徹底的にやらないと、日本では「環境ビジネス」が一部利権化したり、合理的でない過去産業が復活したりしています。

最後に、ヒートアイランド現象と地球温暖化は原因が違うので別次元で考えたほうがいいのですが、東京にいると、ダブルパンチを食らうので、(さらに路地裏にはエアコンの排熱がふき出されるし)ごちゃごちゃになってしまうのです。

次は、お名前の無い方ですが、コメントを頂戴しました。

地球がなくなるのではなく、人類の文明がなくなるのでは?地球はそんなにヤワですか?

次は、ブログ界では有名な「あざらしサラダ」」様からです。

はじめまして。

大西さんのブログに書かれていたコメント

>「人間が地球を支配している」ということではなく、「地球に人間は共生している一つに過ぎない」

に、全く同感です。また、拙ブログへのリンクありがとうございます。

私は、もし「参加型ジャーナリズム」が確立すれば、個人でもこうしたムーブメントが起こせるのではないかと思って行動しています。

注:大西さんのブログに書かれていたコメントとは「大西 宏のマーケティング・エッセンス」様のブログに私が

書いた「コメント」のことです。

ということで、私の拙いブログに対し、皆様ありがたいコメントを頂戴し、再度、御礼申し上げます。

私が言いたいこと、それは、人類として、もう見えている「地球温暖化」について、世界を挙げて取組む時期に来ているということです。

我々の次の世代が存続してもらうために・・・

異論・反論、あると思います。しかし、私の考え、そしてこれに少しでも同調いただいた方々のコメントをブログとして掲載することで、少しでも新しいムーブメントが発生することを夢見て。