ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

パソコン大手デルの疑問

昨日とは少し趣向を変えたエントリです。

皆様もご存知のコンピューターメーカーである「デル」。当社もすべてデルコンピュータです。企業向けPC分野では世界的に圧倒的地位にある企業。

昨日、お盆開けということで出社したところ私の机にデルからのカタログが置いてありました。

「保存版総合カタログ2004年8月号」というDMカタログです。

カタログを入れてある封筒には、「PC部門4年連続顧客満足度1位」と大書されています。

しかし、なぜか同じDMカタログ、4冊も到着しているのです。

その宛先は・・・

住所と当社社名は、すべて同じです。しかし、宛先が4種類あります。

「御担当様」・「ご担当者様」・「小島様」・「小島愛一郎様」で、来ているのです。ITを駆使し、世界を制覇したデルなのですが、なぜこのようなことが起きるのか。

デルに1冊で良いですよと電話するほどボランティア精神は無いのですが、もしかしたらDMはアウトソーシングしているのかもしれません。

少なくとも「御担当者様」と「ご担当者様」での宛先には、疑問を感じます。通常はあり得ないのではないでしょうか。

そうすると昨今話題の「情報漏洩」につながる可能性もあるのではないかと推察してしまいます。しかしデルのサイトでは、「デルは、お客様の個人情報を販売することは致しません。」と明記されています。

どうしてDMでこのようなことが生じたのかは今もって不明ですが、創立20周年を終え、片腕であるケビン・ロリンズの社長兼CEO就任、そして、創業者であるマイケル・デルの会長職就任。

まだまだ世界で揺るぎ無い地位を持っているデル。しかし、今まで走り続けてきたマイケル・デルは、会長職という立場で、これからの20年のデルについて、ゆっくりと時間をかけ、戦略を構築していくと私は考えています。

DMの宛先ごときより、ITという動きの速い業界、これからのデルの動きに注視するほうが私にとっても必要です。

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