ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

120億円稼ぐアプローチの考え方

120億円売上を上げたい、誰もがそう思っているはずです。では、どうすれば良いか、少し視点を変えて、考えてみましょう。

何を売るかは別として、120億円売上達成の手段には様々あります。

それは・・・

1)1000万人に毎月100円出してもらう。

2)100万人に毎月1000円出してもらう。

3)10万人に毎月10000円出してもらう。

4)1万人に毎月10万円出してもらう。

どれをとっても、一ヶ月10億円。

毎月なら120億円。

1)は、携帯電話やネット関係の少額でありながら顧客数が既に確保できているモデル。

2)は、顧客数はこの程度確保できているが、ある程度安価な商品を毎月買ってもらえるモデル。

3)は、顧客数は10万人程度確保できており、かつ毎月1万円は継続して出してもらわないと顧客自体が満足できないモデル。

4)は、都道府県、あるいは一つの都市の人口単位で、毎月10万出してもらえるモデル。

ということで、1000人に毎月100万円出してもらうモデルも同じ結果が出ますが、これは難しい話かもしれません。要するに、顧客数をある程度、確保しているビジネスモデルがある場合、提供するサービスの単価、そして毎月その単価を支払わなければならない仕組みを作ることで120億円の売上は簡単に達成できるということです。

このような考え方、アプローチを手段を考えると、皆さんのビジネスの方向性も見えてくるのでは。

一番、うらやましいのは、既に何千万人もの顧客を抱えているインフラ産業(電力・電話会社等)は、毎月100円のお客様の支払いで、簡単に数百億円から数千億円の売上が達成できるということです。

我々、中小企業は、数百万人の顧客はありません。数百万人が100円で毎月支払ってくれるサービスを提供するビジネスモデルを構築することが大きな売り上げの近道かもしれません。でもこのアプローチは極めて競合が多いモデルです。だから、誰もがやっていない分野で、ニッチでありながら、魅力あるサービスパッケージをつくることそれが、基本だと思います。

といいながらも、そう簡単にできたら、中小企業の皆様、全員が100億円以上の売上達成できてるはずなんですが。ビジネスは、そんな簡単なものでは無いのは事実。でも皆さんの会社の現状に合わせて試行錯誤されるヒントとしてブログしました。