ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

出会い

京都には「大学コンソーシアム京都」という産官学連携の素晴らしい組織体があります。その中の制度でインターンシップ制度があり、当社も登録しています。

いわゆる企業でインターンとして学生を受け入れ、学生はこの制度を利用して生の企業の姿を体験すると共に、インターンシップで登録、企業で実習をすることで大学の単位がとれるという制度です。

今日、京都のとある大学の学生さんが当社に興味があるということで、インターンとして受け入れられるかどうかの第一歩である面接を学生さんとしました。

結論としては、この大切なかけがえのない学生さんを受け入れることに決定。

当社も学生インターンを何回か受け入れていますが、面接前にメールで当社をインターン先として依頼した理由を事前に私宛てにメールしてもらいます。

そのメールの文章内容で大体の学生さんの資質がわかります。企業人に対してメールする機会の少ない学生さんにとって、会社社長に対して、メールするにはそれなりの覚悟が必要なはず。しかし、そんな意識も無く、友達といつもの調子でメールするような学生さんには、その段階で会うこともしません。

この観点から今回の学生さんはメール返信の内容がそれなりの基準に達していたのでまずは第一段階はクリア。面接しました。面接では当社の事業説明などをして、当社のサイトでは読み取れない私の考えなどを伝えました。

インターンシップがどうであるかは、さておき、このブログの件名である「出会い」という意味では、私としては、また新しい友人が増えたことになりました。

今日、会った学生さんとの出会い、そして彼女が私の期待、そして彼女の人生にとってどれだけプラスになるか、これからが楽しみです。

学生さんに限らず、どんな方にもその人の周りには友人・知人がおられると思います。一人の人との出会いは、結局、一人ではなく数十人の出会いに匹敵すると私は考えています。表現に語弊があるかもしれませんが、人と会うことで、その人が持つ人脈を活用させていただくことも会社社長の役割であり、かつ営業マンなど、どんな方にも必要なことだと私は考えています。

さて、今回の学生さんは私の期待に応えてくれるか。少しずつ、あせらずお互い、やっていこうと思っています。