ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

始める時間より、終える時間を決めることが豊かな人生を生む。

終える時間を決めることが人生を豊かにする

(こんな状況に陥らないように)

私の半日

 今日は、仕事が休みの日。6時半に起床し、野菜ジュースを500ml程飲んだ後、ストレッチや筋トレをしながら目薬(注)を1時間ほど。7時半に洗濯機を回し、8時過ぎに洗濯物を干した。その間、メールやFacebook、定期的に見ているサイトをチェックし、8時半には着替えを終えた。

 9時に、近くのスーパーで野菜ジュースを買い、9時半に開く図書館へ9時25分に到着。図書館を一周して読みたい本を吟味、10冊借りて11時半に図書館を出て、帰宅。11時45分に昼食の準備を始め、12時過ぎに子供達と食事を共にし、12時半に終えた。

 こうやって俯瞰してみると単なる日常の一コマに過ぎないが、今日午前中に、必ずしなけらばならないことが「目薬」・「洗濯」・「野菜ジュース購入」・「図書館で本を借りる」・「昼食準備」となる。これらの中で、終える時間が決まっているのが「昼食準備」だ。

 最低でも昼12時過ぎに子供達と昼食を食べ始めなければならない。子供達に「ごめん、お父さん、ちょっと遅れて・・・」と言い訳するのも可能だが、余程の理由が無い限り、やりたくない。特に今日は自分がやりたいことが中心の休日。よって、遅くとも11時45分には昼食準備を始めねばならない。換言すれば、「昼食準備」を12時過ぎには終えなければならないということだ。

 「昼食準備」を終える時間が決まっているため、自ずと11時半には図書館を出ることとなる。いくら読みたい本が見つからなくとも11時25分が本を借り終える時間。毎週、図書館通いをするわけではないため、開館時間直前には到着し、ゆっくりと滞在したい。そうなると「野菜ジュース購入」は近くのスーパーが開く直後に行く方が合理的となる。ここで「野菜ジュース購入」を終える時間が9時10分と決まる。

 結果として9時半からゆっくりと2時間、かつ開館直後の空いている状況で、まずは10数冊の書籍を取り出し、吟味して、10冊に絞り込むことができた。もちろん、11時25分に借り終えるために、何度か時計は見た。時計を見たのは図書館滞在時だけだった。

 これが6時半起床から始まり、12時半に昼食を終えた私の半日だ。

 「やること」は前日に決めてある。始める時間は決めていない。目薬の時間に1時間を確保すること以外は、「昼食準備を12時過ぎに終える」こと以外は自由だ。移動時間も近所なので想定できる。

 (注)私は緑内障のため、4種類の目薬をそれぞれ4分間、両目をとじて、15分後に次の目薬をしなければならない。4分間、目をとじている間はストレッチや筋トレを行い、次の15分間はルーティーンの作業をすることとしており、メニューも決まっている。

重要なこと

 それは、12時半に昼食を終えるために6時半に起床したのではなく、誰もが左右できない、近所のスーパーと図書館が開く時間を軸に、「やるべきこと」・「やりたいこと」を余裕をもって、終えたということ。

 多くの人がそうかもしれないが、起床後、私もメールやFacebook、定期的に見ているサイトをチェックする。ただ、むやみに時間を潰さない。ここでも始める時間は自由だが、終える時間を決めている。

 上述した私の半日には記載していないが、月末のため、お借りしている駐車場代を支払い、大家さんと10数分間談笑した。また、年末のため、スーパーで次に買うものはないか下調べもした(開店直後だからできる)。月末の駐車場代金は前月に支払った直後に翌月分を封筒に入れてある。年末のスーパーでの買い物も昨年購入したものをリスト化し、ポケットに入るメモに記載してある。なぜなら、駐車場代支払いも年末の買い物も予め確実に想定されるものであり、事前に準備を終えておくことで隙間時間を有効に使え、結果として余裕のある日々を過ごすことができるからだ。

始める時間よりも終える時間を決めることが生み出すもの

 私は仕事においても、終える時間を明確に決めている。例えば、資料作成に3日間は要し、5日後に締切とする。ここで私は始める時間は決めずに、終える時間を4日後に設定する。人間というのは、確実に終える時間ではなく、とりあえず始める時間を決めてしまう。そして、まだ締切まで5日もあると考え、結果として最低でも資料作成に3日間は要するというのに、ぎりぎりまで放置し前日に慌てる。その繰り返しが心身共に余裕を無くす。

 余裕を見て、「この日のこの時間までに必ず終える」と決めれば、始める時間がいつであろうとも、突然の頼み事やアクシデントがあったとしても、時には頼み事を断る理由にもなり、時にはアクシデント対応に一日を要しても締切には間に合う。

 また、毎月、毎年、時には毎週、必ず到来するものは、そのタスクが終わった直後に次の準備をすればいい。そうすれば、必ず到来するタスクに対して余裕ができる。「まだ到来していないタスクを終えた」ことと同じだ。他にも、例えば、昨年1月10日にプリンターのトナーを入れ替えたと記録しておけば、半年後の10日にトナーチェックと記録しておけばいい。突如としたトナー切れに対処できると同時に記録することでトナー対処は終えたこととなる。

 人生も同じかもしれない。何かを始めることを明確にするよりも、何を、いつまでに終えるかを明確にすれば、今、何をすべきかが明確になる。結果として、心と身体に余裕が生まれ、やること、やりたいこと、そしてやったことに中身が伴うと私は考える。

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