ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

少年が大志を抱くのは、本人であり親が押し付けるものでは無い

三男の軌跡

 ご承知のように、お陰様で我が家には、小学生から高校生まで、5人の子供がいる。

 お子様をお持ちの方は同感いただけると思うのが、自転車。小学生になる前に、自転車を乗ることができるようになるには、それなりの至難がある。
 自転車に乗ることができるようにすることが親も子供も最初の至難かもしれない。正直に言って「いらつく」場面もあったが、妻の尽力で、何とかなった。

 以下、このエントリの背景を述べる。

 5人の子供達は、年齢に応じて、将来、何になりたいかが、変化する。

 今、中学3年の次男は、小学生時代、消防士になりたいと言った。
 私は消防署に行って、その旨を伝えたのだが、色々と説明いただき、最後に消防署の方は願書を出されたのだが、「いや、実は私の息子はまだ小学生でして」と言った後に、極めてレアなポスター等を頂戴した。

 今、小学2年の末娘は幼き頃、パン屋さんになりたいと言った。
 もちろん、家族全員で近くのパン屋さんに通い続けたが、その当時、他に何もできることは無かった。今、末娘が将来、何になりたいかは不明だ。

 そして、小学4年の四男は、過去から今も、明確に何になりたいと発したことは無い。それはそれで良いと思っている。

 今、高校2年の長男は何になりたいかではなく、どの大学を目指すかが眼前の目標。
 「お兄ちゃん、京大は?」と次男。
 「お兄ちゃん、ハーバード大学は?」と突っ込む三男。
 長男は、無言である。怒ることもしない。
 恐らく、妻も私も長男も、現実に近付き、冗談では済まないことを長男は肌で感じているのだろう。

 さて、ここからが本題である。

 5人の子供達の中で、確固たる将来像を小学生時代に保持していたのは、現在、中学1年になった三男だけである。

 なぜだかはわからない。

 ただ、小学生時代に週末にキャッチボールを私と公園で真剣に続け、小学生高学年になった際には、お世話になっている近所の方と一緒に本格的な野球を土日に続けた。
 このような中で、本来であれば、周辺の小学生が所属する野球部に入るものだが、三男はなぜか入らなかった。理由は今も昔も聞いていない。

 お陰様で、過日、家庭訪問があった。妻曰く、小学生時代から野球をしている子供達と負けず劣らずの状態と先生は言われたそうだ。
 三男は、本当になぜか不明だが、ある時から野球が好きになった。高校野球プロ野球もすべて見ている。

 三男は、明確に言っている。

 「僕は、必ず巨人に入団する」と。

 現実的に、野球だけでなく、いわゆる成功しているアスリート・名選手は、三男よりももっと早く、幼き子供時代に両親が教えたり、教室に通わせ、結果として成功している。

 我が家は、そうではない。

 単に子供達が思うように育て、見守っている。そこには押し付けは無い。

 三男だけでなく、既に他の子供達も大志を抱いているのかもしれない。ただ、我が家は、親の意向を押し付けることも無く、見守ることとする。応援してと言われれば、できる限りのことはする。
 
 本当に見守っていれば、悲鳴をあげていることもわかる。
 その際は、できる限りのことをする、親として。

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