ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

見えない事象こそ事前に備える:長男のインフルエンザ罹患に思う



 今週は、200ページ程の報告書を書かねばならないと数週間前に分かっていた。事前に報告書の一部でも書くことができるのであれば、そうしていたが、分析結果が出るのが先週末であり、その結果を受けてでなければ書くことができなかった。
 よって、先週は、身の回りの整理など、できる限り、事前に終えることを済ませた。換言すれば、今週は何があっても完全に報告書に集中できる時間を確保した、と言うことだ。

 少し、視点を変える。

 突如として襲ってくるもので、想定できない事象は、お客様、その関係者が亡くなられること。この場合、人間として、最大限できることをする。もちろん、事前のアポはすべて取り消す。
 常に、予測できない、見えない事象があることを意識し、できる限り、見えているタスクは早めに終える。締切のあるものは数週間前に終えておく。これが私のスタイル。

 さて、長男の話をしよう。

 高校一年の我が長男が先週、火曜日から金曜まで長野でスキー研修。これも事前に分かっており、積雪で少し到着が遅れたが、貸切バスで最寄駅で降りた長男を車でピックアップし、直接、実家へ土産物を届け、21時頃に帰宅した。

 スキー研修後、長男は土日は部活。そして日曜夜に異変が生じた。38度近辺の高熱だ。妻も私も永年の経験からインフルエンザと思った。ただ、陰性か陽性かを判定する簡易キットは、罹患後、2、3日後でなければ判明できない。
 月曜朝、8時半頃に、かかりつけ医に長男の診察券を置いた。そして8時40分頃に病院へ。結果は陰性だった。いつもながら先生曰く、「インフルエンザと思うけど、この状態では通常の風邪薬しか出せませんよ」と想定内の回答が。
 そして、長男と共に帰宅し、彼が風邪薬を服用し、横になるのを見た後、会社へ直行し報告書作成に没頭。昼に長男から体温が37.2度とのメールがあり、少し安心。しかし、夜には38度以上の熱へ。完全にインフルエンザだと思った。

 火曜日も、報告書作成に没頭しながらも、長男とメールのやり取り。夜に37度まで下がったため、薬が熱を下げていると思いつつも、仕事を続けた。もしかすれば単なる風邪だと願いながらも。本人もそう思っていた。
 そして、水曜朝、かかりつけ医に通院。見事にインフルエンザ陽性の結果が。その後、処方された薬を服用し、また会社へ直行し報告書作成にさらに没頭。

 今、木曜夜だが、報告書は、お陰様でほぼ完成。

 このように書くと、長男とのメールのやりとり、病院へ連れて行くことなどを私がすべてしたことのように見えるが、夕方に長男が寝ている部屋の窓を空け、換気し、残りの4人の子供達の様子を見るなどは中学2年の次男坊がやってくれた。そして何と言っても妻の最大限の協力が無ければ、どうなっていたか、わからない。
 残りの4人の子供達の誰かが、インフルエンザに罹患するかもしれない。そのことを想定しながら、今も、眼前にあるタスクを早めに終えようとしている。

 結論として。

 この仕事は嫌だなと思うモノこそ、早く着手し終える。
 まだまだ締切には数週間もある、という発想はしない。
 突如として、自らの予定に関係ない事象が発生し、身動きが取れなくなる場合の備えを常に想定しておく。

 この3点に尽きると私は思う。
 他にもあるかもしれないが、「先送りしているなぁ」と自覚している「先送り」だけは絶対に駄目だ。

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