ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

皆さん、「はてなブックマーク」を定期的に掃除されていますか?

 いつ頃、「はてなブックマーク」というソーシャルブックマークの中ではすっかりメジャーとなったサービスと出会ったのか記憶は定かでないが、現在、極めて有効に活用させてもらっている(ただ、残念ながら今も私の周辺でソーシャルブックマークRSSといっても何のことか分からない人は多々、存在しているが今回は議論しない)。  基本的に、「最近の人気エントリー」や「注目のエントリー」を見ることは無い。ピックアップされている記事が私にとっては何とも偏っているように少々、思われること、そしてあまり情報収集という観点からは、参考になる記事が少ないように思われるという点(以上2点について「はてなブックマーク愛用者の皆様、ご容赦下さい」)、そして何よりも一応、これでも会社の社長という社会人であり、業務中に頻繁にアクセスすること自体が難しい。  ただ、プライベートモードにて、「はてなブックマーク」を上述したように極めて有効に活用している。 基本は「Sage」で情報収集しとりあえずFirefoxでブックマーク  私は、Firefoxのサイドバーで機能する「Sage」に、RSS配信しているニュースサイトを50個ほど登録している。「日経BP」・「NBonline」「asahi.com」・「iza:イザ!」などが中心で、その中でも仕事に必要と思われるカテゴリを「Sage」に入れ込んでいる。  ちなみにブログを読む際はRSSリーダーとしては古株の「Bloglines」を使っており、「Sage」には登録していない。ニュースサイトは一日に何度も更新される場合が多いが、ブログ自体は多くても一日に二度程度の更新が多いため(というよりもそういったサイトしか見ていない)、「Bloglines」で一日一回のチェックで十分というのが実情だ。  一日に2、3回程度、「Sage」に登録したニュースサイトでRSS配信されたタイトルのみをチェックし、気になったものはとりあえずFirefoxでブックマークする。ここでは「はてなブックマーク」は使わない。Firefoxでブックマークした記事自体も余程のことが無い限り、その時点では読まない。いや、読む暇が無い。  また、ニュースサイトの情報以外に、GoogleやYahooで検索した企業実務に関するサイトや情報、新規の顧客先のウェブサイトなども、まずはFirefoxでブックマークする。各省庁のメールマガジンで紹介された情報もとりあえずFirefoxでブックマークする。  こうして一週間もすれば、ブックマークした記事・サイトが30個近くとなる。 休日にすべてチェック、そして「はてなブックマーク」へ追加  休日、時間がある時にFirefoxでブックマークした記事やサイトをすべて読む。「とりあえずブックマーク」というパターンのため、実際に読んでみるとそれ程、有用な情報でない場合も多々ある。ここで30個の記事・サイトは、ほぼ半分に消える。  その後、やっと「はてなブックマーク」に登録する。私の場合、「はてなブックマーク」で使うタグは「20個まで」と決めている。そして「一つの記事に一つのみのタグ」を付けるようにしている。例えば、私の会社は環境・緑化関連の仕事をしているが、タグは「環境」のみに限定している。また企業実務についても商法あり、財務もあるが「実務」というタグに統一している。「環境」・「緑化」というタグがあれば、どちらにするか迷うこともあれば、どちらにもタグ付けしてしまう可能性がある。その迷う時間が無駄であるという点、そして一つの大枠のタグでブックマークすると後述する1ヶ月単位の「はてなブックマーク」掃除が楽になる。  こうして、一週間にとりあえずFirefoxでブックマークした記事・サイトは約50%程度の確率で「はてなブックマーク」に一つのタグで格納される。これは私の性格上の話かもしれないが、この時点でまずは気分がすっきりとなる。 1ヶ月に一度、タグ単位で読み直す  このような流れを毎週、あるいは隔週で繰り返す。そして、1ヶ月に一度、タグすべてをチェックする。この作業で「タグ20個まで、一つの記事にタグ一つのみ」が活躍してくれる。「実務」というタグをクリックすれば、1ヶ月間にブックマークした記事・サイトを順番に確認することが容易にできる。そして「実務タグ」の記事・サイトを再度、読み直す。ここで、1ヶ月前までは重要と考え、残していた記事・サイトが二度目になると必要と感じないことが多い。残念ながらそういった記事・サイトは「はてなブックマーク」から削除される。 本当に必要と思った記事はプリントアウトする  今までの私なりの流れを以下にまとめてみる。 1)とりあえず気になった記事・サイトはFirefoxでブックマーク 2)週末にこれらの記事・サイトをさっと読み、必要と感じたら「はてなブックマーク」へ。 3)記事・サイトへの「タグ」は一つのみ 4)1ヵ月後、「タグ」それぞれの記事を読み直し、その時点で必要ないと少しでも思った場合は躊躇無く削除。  この流れで、「はてなブックマーク」に登録された記事・サイトは常に整理され、かつ私にとっての必要最小限の一定量を超えることが無くなる。  多くの記事やサイトを「はてなブックマーク」でブックマークされる方をもちろん否定しない。ただソーシャルブックマークの利点は、出張先でも自宅でも、ネット環境があれば必要な情報をアクセスできることにあると私は考えている。そのためにも常に整理し、必要最小限の状態を保つスタイルを私はこれからも続けていく。  過去に、初めて訪問する企業の隠れた周辺情報を事前に調査し、「はてなブックマーク」に登録しておいたのだが、自分のノートパソコンもその時は持参せず、かつ出張前にプリントアウトすることを忘れた時があった。この時は、ホテルのネットサービスで「はてなブックマーク」にアクセスし、企業情報を頭の中に叩き込み、商談に挑んだ。こんな時こそ「はてなブックマーク」が無ければ、どうなっていたことかと今さらながらにして思う。うまく表現できないが、最初の商談で自分の名刺を忘れたことに直前に気付く、といったものに近い感覚のようなものだ。  ただ、先に書いたように必要でないと思う記事を躊躇無く削除することは慣れないと難しい。そして、「はてなブックマーク」に残す以上の価値があると判断した場合は、極めて原始的だが私はプリントアウトして保存する。わざわざ「はてなブックマーク」にログインし、記事を再度、読むよりもプリントアウトして保存したくなる記事がある。例えば「柔道 谷 亮子(前編) - ワークスタイル - nikkei BPnet」と「柔道 谷亮子(後編) - ワークスタイル - nikkei BPnet」という谷選手を育てた稲田明・帝京大学女子柔道部監督に対する2つのロングインタビューだ。  こういった少なくとも私にとっては味わい深く、様々な意味で参考になる記事は、原始的かもしれないがプリントアウトし、移動中の電車内で読んだり、何か迷った時の参考に手元に保管している。いくらネットが発達したとしても、やはり紙媒体で読む、残すことも必要だと私は考えている。  以上、これは私なりのソーシャルブックマークの利用方法であり、他にも私と違った形で有意義な活用をされている方は多数、おられると思う。私のやり方を押し付ける気持ちは皆無だが少しでも皆様の参考になればと思う。 ※「ベンチャー企業社長ブログトップ10位へ」 ※「特選された起業家ブログ集トップ10位へ
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