ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

そろそろ我が家に入場料を設定しようかと迷っている話

(数年後には必ずこのような壮観な状態になっているであろう我が子供たち)

 過日、久しぶりにある企業の常務と会食をしました。会食中に、私の子供たちの話となり、常務も「社長、国に表彰してもらわないといけませんなぁ」と一言。

 ほとんどの方が、お蔭様で「5人の子供を授かっている」という話になると「国から表彰されるべきだ」と言われますが、残念ながら「表彰されたことはありません」。

 昨今の選挙で歴史的勝利を得た、ある党は、中学生まで、子ども手当ということで、毎月2万円以上を支給するという公約をあげていましたが、果たして、そうなるのか、まったく不透明な状態です。実現されれば、毎月10万円以上を頂戴できるのですが。

 さて、週末になると長男・次男・三男の小学生たちの友人それぞれが朝から夕方まで我が家に遊びに来ます。多くは男の子ですが、たまに女の子も来ます。小学生の友人たちは、四男・長女の相手もしてくれるので、その姿を見るだけで何か嬉しく感じます。

 ただ、人数が多いのです。基本が5名程度、多い時は10人以上が我が家に遊びに来ます。妻と私、そして5人の子供たちで計7名。そこに10人以上の来訪となると、我が家に20人が存在することに。日本でも極めて人口密度の高い「家」となります。

 そして、今は、夏休み。小学生にとっては、「毎日が週末」ということになります。ほぼ毎日、我が家には10人程度の友人が来訪ということです。もちろん、友人たちに合鍵などは作っておりません。

 小学6年生くらいになると、自分で飲み物を持ってきたり、頻繁には来ない子供さんは、ご両親が気を使って、飲み物やおやつを持参する場合もあります。ただ、基本的には、おやつの時間帯になると、我が家から「何がしか」を提供することもあります。もちろん、「何がしか」をもらうがために、来訪する友人は存在しないことは断言できます。

 さて、今回のエントリのタイトルである「入場料」。遊びに来る子供たちに一人10円を頂戴しようかなと考えている次第です。10人が毎日、遊びに来るとなると、1日に100円。1ヶ月で3000円。

 もちろん、私がそのお金で飲み食いするなどは決して行いません。また、おやつの時間帯の「何がしか」のための基金でもありません。ましてや、子供たちの誕生日やクリスマスのプレゼントにも流用いたしません。

 何かのイベント、例えば、バーベキューをしたり、どこかに子供たちの友人と共に遊びにいく時の資金にどうかなと考えております。

 と、ここまで書いてきましたが、二つほど問題点があることに気付きました。まず、頻繁に来る子供と、そうでない子供に、一律に10円を頂戴することは不公平であるという点。かといって、来訪度合いによって金額を変えることも大変です。そして、10円を頂戴した際に、領収書を発行しなければならず、その手間を誰が行うかという点。

 世間では、「事務所費」という名目であれば、領収書添付については、不明瞭のままで良いという業界が一部に存在しているようですが、我が家では、「入場料」についても、日時・名前などを明確に帳簿に記載し、相手には領収書を発行しなければならないと、経営者の一人としては考えてしまいます。

 ということで、やはり、非現実的な「入場料」などは設定せずに、気楽に遊びに来てもらうこととします。

 私の小学生時代は、やはり、同級生と遊ぶのが大半でした。中学・高校もそうでした。しかし、我が家では、違う年齢の子供たちが年齢を気にせず、自然に交流しています。恐らく、私もできなかった経験は、我が家の子供たちだけでなく、彼らの友人たちにとっても、良い経験、良き思い出となり、将来、何らかの形で活かされると考えています。

 と、ここまで書いたところで、また思い出しました。

 米国留学時代、私が住んでいたコンドミニアム(米国では、アパートや下宿先をこのように呼びます。日本人が想像しているリゾートマンション的なものとは少し違います)も、溜まり場でした。米国人だけでなく、アジアからヨーロッパ、そして南米まで多国籍の学生が「勉強」しに来ていました。もちろん「入場料」は頂戴しておりません。

 しかし、やはり一番、来訪者で多かったのは、日本人でした。一緒に難問科目を勉強したものです。

 ある日、私の部屋のドアをノックした音が。相手を確認し、中に入ってもらうと彼が一言。

「ただいまぁ」

 そんな日本人の友人も、今では素晴らしい経営を神戸でされています。

 今のところ、我が家では子供たちの友人は「ただいま」と言って入って来てはいません。しかし、近い、将来、「ただいまぁ」と言って、我が家に遊びに来る友人が出現する予感は少なからずありますが・・・

 それはそれで、楽しいことかもしれません。

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