ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

これこそ奇跡と言うべきことではないだろうか?

 今回のエントリーのタイトルは、かなり大げさに思われる方も多いかもしれませんが、私には奇跡としか表現できないことが起こりました。

とあるブロガー様への準備

 過去に書いたように、残念ながら閉鎖してしまった「二代目の第二事務所」。しかしながら一、二週間程前から、「第二事務所だった場所」は「宮崎県の地鶏」をメインにした「焼き鳥屋さん」としてオープンしています。店の名前は「そのまんま」。

(店名については、言いたいことはありますが、今回は言わないこととしましょう。)

 さて、過日、「とあるブロガー」様から会いたいとの連絡があり、いろいろとやりとりした結果、お会いする日が「月曜日」と決定しました。

 本来ならば、私の自宅近くの「新たな第二事務所」にお連れするのが、私なりのやり方なのですが、わざわざ京都に来られて、宮崎県の地鶏を食べていただくのも、少々、妥当性に欠くと考え、「第三事務所」でお会いすることに決定。

だが「第三事務所」は月曜定休日だったはず

 私の記憶では「第三事務所」は「月曜が定休日」。数週間前の金曜日にも「第三事務所」で、懇意にしている方とお会いしたわけですが、その際も特に店に変化は無く、やはり月曜日が定休日かと、考えていました。

 そして、昨日の火曜日夜。そろそろ「月曜日」にお会いするブロガー様との会合場所を決定すべく、まずは、「今も月曜が定休日なのか」を確認するために「第三事務所」へ電話を。しかし、留守電でした。「おかしいなぁ」と考えながらも、再度、30分後くらいに電話をしても留守電。

大雨だが、「第三事務所」直行を決意

 そして私は決意しました。「第三事務所」へ直行し、自分の眼で確認することを。数週間前まで繁盛していたのに、まさか「第三事務所」も閉鎖、ということだけは避けたく、また、是非とも「月曜日」にお会いするブロガー様とは馴染みの店で一杯やりたいという一心で。

 実際に「第三事務所」へ行こうと決意した昨晩21時頃、外は大雨と強烈な風。

 100m程先の駐車場に行く時点で大変な状態。そして会社前に車を移動させ、これまた雨に濡れながらもカバンを車に投げ入れ、駅前の第三事務所へ。

 路上に駐車し、「第三事務所」を見るとシャッターが。「まさか、本当に閉鎖したのか!」と何ともいえない思いの中で、取り急ぎ、周囲の店で、ここなら大丈夫だろうという店を大雨の中、探し、電話番号を携帯電話に記憶させることに。

 そして、大雨と強風のため、会社に戻る気力も無く、自宅へ。

 自宅で、携帯電話に記憶させた店をネットでチェックし、とりあえず第一候補のみをピックアップし、昨晩は、そこで終了としました。

一夜明けた、今日

 さて、今日、私にとっての「第一事務所」(単なるファミレスです)で、13時から2時間、16時から2時間という連続打合せを実施。「第一事務所」も私は馴染みの客ですので、「いつもの」と頼むとコーヒーが出てきます。

 特に16時からの打ち合わせの相手の方とは本日が初対面で、いろいろと意見交換し、お互い、「末永い付き合い、関係を保っていきたいものですね」ということで無事、終了。

そして、奇跡が

 帰社し、一段落したのが19時過ぎ。そして、コーヒーを入れながら、「第三事務所」へ電話を。

 しかし、何とまたしても「留守電」という強烈な結果が。昨日は大雨なので臨時の休みと考えていた私にとっては、かなりのショックでした。

 数秒後に私は「第三事務所」は駄目と決定。

 昨晩、チェックした第一候補のまだ行ったことも無い店に電話を。コールが鳴ること約6回。第一候補の店もおかしいな、と考えていると、会社の別の回線からコール音が。なぜか私は第一候補へかけた電話を自然と切っていました。

「社長、今、どこか電話されましたか?」とスタッフからの内線が。

「はい、ちょっとある店に電話しました」と私。

「多分、その店からだと思います」とのスタッフの声。

「もしもし、小島ですが」と私。

「あぁ、小島さんでしたか、さっきの電話は」と何と「第三事務所」のマスターの声が。

「先程、お電話したんですが留守電だったので」と嬉しさを隠せず、弾んだ声で話す私。

「いや、ちょっとバタバタしてまして」と冷静なマスター。

「昔、月曜日が定休日だったと思うのですが、今もですか?」と私。

「いえいえ、最近は火曜日に変更していまして」とマスター。

 だから、昨晩火曜日はシャッターが下りていたわけです。大雨などとは関係なく。

「それじゃぁ、月曜日は店は空いているんですね?」と私。

「はい、予約ですか?」とマスター。

 こうして、「第三事務所」での予約は無事終了しました。

 しかし、不思議なモノです。私にとっては奇跡としか言いようがありません。まだ行ったことの無い「第一候補」だった店がすぐに繋がっていれば、既に予約をしてしまっていた私。

 しかし6回目のコールで電話をなぜか切った私。そしてその直後、留守電に表示された電話番号を見て、本当にすぐに電話をしたマスター。

 どれか一つでもタイミングが違えば、結果は大きく変わっていたはずです。こんなこともあるものなのだなと、今も考えています。

 以上、とあるブロガー様との会食の予約という私的な案件に会社の電話を使用したことについて、少々、反省しておりますが、なぜか会社の電話を使用したからこそ、このような奇跡とも言える、「見事な流れ」ができたのではと、言い訳がましく、書き終え、このエントリも終わりと致します。

 近いうちの「月曜日」に、とあるブロガー様との会食が楽しい時間となることを示唆しているのではとも、今は感じています。

 では、もう少し業務を続けることとします。

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