ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

一体、どういうことなのだろうか?

 数日前、私の自宅に地元の図書館からの留守電が。 「・・図書館ですが、お留守のようなのでまたお電話いたします」との伝言。  伝言があった旨を妻に伝え、図書館へ確認の電話をしておいて欲しいと依頼した私。  そして、昨日、出張から帰り、今しがた、仕事が一段落したため、妻に図書館に電話したかどうか確認しようかと考えた。しかし、自分で図書館に電話した方が早いと判断し、図書カードは自宅に置いてあるため、ネット上で図書館の電話番号を探し、図書館へすぐに電話をした。 「はい、・・図書館です」と図書館の男性。 「私、小島と申しますが、2、3日前に留守番電話を頂戴しておりまして」と私。 「小島さんですね、少々お待ち下さい」と男性。  待つこと、数十秒。 「すいません、ちょっとすぐにはわかりませんので、お電話番号を頂戴できますか」と男性。 「はい、自宅の電話番号は・・・、しかし自宅には誰もいませんので、会社へ連絡いただけますか」と私。  こうして、会社の電話番号を知らせ、1、2分後にすぐに図書館から会社へ電話が。 「図書館から電話ですが」と不思議に思いながらも内線で伝える社員。 「はい、はい、どうぞ気にせずに繋いで下さい」と私。 「・・図書館ですが、先ほどのお電話の件、確認が取れまして」と図書館の男性。 「はい、わざわざありがとうございます」と私。 「実は、当館で小島社長が借りられている本の返却日が過ぎておりまして」と男性。 「はい?」と私。  私は一瞬、いやかなりの時間(といっても5秒程度)、耳を疑った。図書館の男性は私のことを「小島社長」と確かに呼んだという事実を。「小島様」と言われたのを私が聞き間違えたのだろうと思いながら、私は話を続けた。 「すいません、どの本でしたでしょうか?」と私。 「はい、小島社長様がお借りになられている本の返却期限が5月14日ですので、その件でお電話をご自宅に入れさせていただいたようです」と丁寧過ぎる口調の男性。  私は極めて慎重に耳を澄ませ、男性の電話の声を聞いていた。しかし、やはり図書館の男性は、今度は「小島社長様」と言った。  通常は、図書館の借主は誰しもが平等に一般市民として扱われるはず。もちろん、図書カードに会社名や役職など記載欄すらない。自宅の電話番号はもちろん、図書館は知っている。しかし、今回、会社名も言わず、単に会社の電話番号を伝えたのみ。まさか、図書館が何らかの形で電話番号から会社名を割り出し、私が在籍すること、そして私の役職を調べる必然性も見当たらない。「単に返却期限が超えている」という他にも多数ある事例を一般市民に知らせるだけの行為である。  なぜ、図書館の男性は私のことを「小島社長様」と呼んだのだろうか。その方が期限を超えている書籍が早く返却されると考えられたのだろうか。もちろんあり得ない話で、極めて謎である。深く考える必要性もなく、数時間後には忘れると思うが、謎は残る。  もしかして、この私のサイトを密かに読んでおられる方なのだろうか・・・  いずれにせよ、期限が5月14日。そして今日は5月30日。市民として、公共の書籍を返却期限を二週間も遅らせてしまった事実だけは、次に図書館に行った際にお詫びすることとする。 (と、書いておりますが、今まで返却期限を超えてしまったことは多々あり、毎回、お詫びしております。)  以上、「なぜ小島社長と呼ばれたのか」という謎は解明されていないままだが、返却期限を超えた書籍は解明されており、下記にご紹介し、久しぶりのエントリを終えることとする。  誰か、謎が判明できた方はお知らせ下さい。よろしくお願いいたします。 震災列島 震災列島 石黒 耀  極めて緻密に描かれた一気に読むことができる書籍でオススメです。 (それでは、なぜ返却期限を超えているのか、と怒られそうですが)  ちなみに、前作の下記の書籍は「第26回メフィスト賞受賞作」であり、こちらを先に読まれることをオススメ致します。是非ともご一読下さい。 (アマゾンのカスタマーレビューでご確認を) 死都日本 死都日本 石黒 耀 「私も参加している起業家ブログをクリック下さい