たまには石ころを蹴ってみるのもいいかもしれない
打合せが終わり、会社から100m程、離れた駐車場に車をとめた。
ちょうど、小学生が何人か帰っていた。
ふと足元を見ると小さな石ころが。
3cm程の小さな石ころを
なぜか私は蹴ってみた。
石ころは、まっすぐ1メートルほど進んだ
もう一度、石ころを蹴った。
また、まっすぐに石ころは進んだ。
私は、「石ころを蹴るなんて何年ぶりだろうか」と考えながら、
石ころを蹴り続けた。
そして、会社の前に到着。
最後は少し力をこめて蹴った。
蹴られた石ころには申し訳ないが、
たった数分間の出来事で何かを得られた気がした。
たまには、大人になってからも石ころを蹴るのも良いと思う。
たった数分間のことで、
人それぞれ違った「何か」を得ることができる気がする。
子供心に戻ることが良いのか、
数分間、集中することが良いのか、
どちらでもいい。
ただ、私は石ころを蹴ったことで何かを得た。