ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

深夜のポスター大作戦

 昨晩は風邪薬をもらうため19時30分頃というかなり通常より早い時間に会社を出て、病院へ。20時ぎりぎりに薬をもらうことに成功。ちょっと時間があったので、子供たちがいつも遊んでいる近くの公園へ探し物をするため、直行。公園で、小さめのグローブを発見。少しの間、どうするか躊躇したが、そのままにして帰宅。これには深い理由が実はあった。

発端

 12月2日の土曜日。妻は午前中から用事で外出。私は子供たちと自宅近くの道路で軽くキャッチボールを。その後、妻から携帯へ連絡があり、昼を過ぎても帰ることができないため、昼食を作って欲しいとの依頼が。私は、「了解」と答え、キャッチボールをやめて自宅へ。長男・次男・三男は、その場で引き続き遊んでいた。

 十数分後、長男が帰宅。昼食作りを手伝いに来たとのこと。約30分後、次男・三男も帰宅し、さらに昼食作りの手伝いが増えることに。その後、無事、「お父さん特製あんかけラーメン」は完成し、5人の子供たちは2杯から3杯のおかわりをして終了。

 私は、2階の自室に戻り、少しして1階の子供たちを見ると長男は早速、近所の友達の家に遊びに行った様子。次男・三男のキャッチボールの続きをしようというお願いを聞くべく、いざ、ボールやバット、グローブを置いている玄関先を見ると、長男のグローブが無いことを発見。「グローブを持って遊びに行ったのだろう」と結論付け、軟球ではない柔らかいボールで野球を開始。

 夕方、長男が帰宅。しかしグローブを持って遊びに行ったわけではないことが判明。結局、昼食の手伝いをしに次男・三男が帰宅した際に、長男のグローブを持って帰ることを忘れたという結論に。その後、近くを探し回るが、グローブは見つからず。日曜や月曜に友達にグローブを知らないかと聞くことで一旦、終了。

月曜日(昨日)

 上述したように、近くの公園に、もしかして長男のグローブがないかと探しに行った私。帰宅後、近くの公園には無かった旨を子供たちに話すと、長男ももう一つの公園に探しに行ったが無かったとのこと。そして、小学校の同級生も誰もグローブについては知らなかったとの残念な追加情報も。

 20時半頃、私が夕食を食べ終えると、何やら、長男・次男が下書きを開始。妻に聞くと、「グローブを探しています」というポスターを現場周辺に張りまくる作戦をすると決めたとのこと。悪戦苦闘している長男・次男(もう一人の関係者である三男は既に熟睡)に、ポスターの見本をある程度、私が提示し、無事、長男・次男それぞれ手書きのポスターを完成。

 2枚では足りないため、コンビニでコピーすることを関係者一同の会議で決定。長男・次男は寝間着から外出用に着替えることに。それを見た四男と末娘も、何しに行くのか分かっていないながらも参加を要請。結局、4人の子供たちと21時過ぎに寒空の中、コンビニへ。コピーの結果、2枚の原紙ポスターに加え、合計5枚のポスターが完成。その後、長男・次男と自宅前や現場付近に「グローブを探しています!! おこころあたりの方は「こじま」まで」と自宅地図も書き込んだポスター張りが終了。時、既に22時前。早く寝なさいと、言い聞かせ、私は自室に入り、仕事再開。

火曜(今朝)

 仕事へ行く準備をしていると、外から子供たちの声が。

「こっじ~、グローブ無くしたん?」(小島君、グローブ無くしたの?)

「バットやったらあるでぇ、余りが」(バットなら、余っているよ)

「バットやないねん、グローブやねん」(バットではなくグローブが無いのだ)

 こんな会話が盛んにされていた。少なくとも長男・次男お手製のカラフルなポスターは、それなりの効果を上げた模様。

 「うん、うん、きっと何とかなるな」と私は確信し、会社へ。何といっても近所ではそれなりに様々な意味で有名な我が家。窓にはお祭りで買った「仮面ライダー関連」や「何とかレンジャー」のお面が10個以上、付けられており、「あぁ、あのお面がたくさんあって、子供さんもたくさんいる家」という表現が、我が家の代名詞である。

朗報

 現在、夕方17時過ぎ。ポスター大作戦の結果を聞くべく、自宅へ電話。こういう事件は初動捜査で大勢は決定するもの。

「お父さんです、グローブあった?」と私。電話に出たのは次男。

「グローブあった。隣のおばちゃんが持ってて、ポスター見て、お兄ちゃんに渡してくれた」とのこと。

 予想以上の早い結果、いや予想されたことかもしれないが、ポスター大作戦をしなければ、結果は出なかったことだけは明らか。これで、長男だけでなく、子供たちは数週間は、グローブやバットを必ず持って帰るだろう。しかし数ヵ月後には、再発するとは思う、今までの経験から。

 ただ、子供たちにとって初めてのポスター大作戦が無事、成功という体験・経験は、今後の彼らにとって何らかの糧になったはず。そして、誰か友達が遊び道具を無くした場合、そして、誰かの遊び道具を見つけた場合も、ポスターを使って探し物や見つけ物を告知するに違いない。

 ただ、「あぁ、あのポスターを良く使う子供たちのいる家」という表現が我が家の代名詞になることだけは避けたいとは思う。恐らく大丈夫と思うが。

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