ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

5人も子供がいることは良いことです。

「お父さん、今から時間ありますか? 病院を紹介しますので。」

「はい、息子のことなので何とかします。」

先週、5人の子供たちの中の一人を自宅付近の病院に連れていった時の、お医者さんとのやりとりです。すぐに会社に電話し、夜のアポイントをすべてキャンセルしてもらうように依頼し、紹介された病院へ直行しました。

実は、私の誕生日パーティを10月30日の日曜日に家族全員で楽しんだのですが、その席でも息子の様子がおかしく、翌日月曜日から40度近い熱が続いていました。もちろん月曜の朝に病院に連れていったのですが、「もう少し、様子を見ましょう」ということで終わり、その後もまったく熱が下がりませんでした。

そこで、再度、息子を病院に連れていったのですが、「どうも原因がわからない」ということで、冒頭のお医者さんのやりとりのように、大きな病院へ連れていったのですが、ここでも「原因不明」ということで、深夜に帰宅となってしまいました。

そして、翌日、咳が止まらなくなり、結局、彼は入院。そして私は、残りの子供たちの面倒を見ることに。夜に妻が病院へ連れていき、そのまま入院ということで、翌朝まで子供たちは兄弟の入院を知らなかったことになります。

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翌朝、「○○くんは、病気で入院したぞ」と子供たちに叫んだのですが、その後の小学4年生の長男の動き、変わり方には、本当に驚きました。いつも妻や私がやっている小さな弟・妹たちの保育園の準備やふとんを上げたり、掃除をするなど、誰に言われたわけでもなく、黙々とこなしていました。そして、長男の動きを見た次男も手伝うという流れに。

「知らないうちに、成長しているんだな」と実感した瞬間でした。私はあまり好きな表現ではありませんが、「長男という自覚」というものも少しは、あるのかもしれません。

いずれにせよ、息子の入院後、今日、初めて顔を見に行ったのですが、残念ながら彼は寝ていたので、すぐに会社に戻りました。そして今日、やっと時間が空きましたので、久しぶりのエントリです。

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少し話を変えます。

私は、日曜日は、天気が悪くない限り、近くの公園に子供を連れていきます。今のところ一番下の娘は無理なので、4人だけになりますが。最近は「野球」が私の家族では流行っていて、毎回、野球をするわけです。

4人の子供たち、特に小学生である長男・次男の友達たちも、日曜日は公園で遊んでいることを知っているので、最終的には、10人近くの子供たちが集まって野球大会が始まります。

通常は、同学年との友達付き合いがやはり多いわけですが、このように、長男・次男の友達や、時には保育園の友達なども参加して、公園で遊ぶため、様々な年齢同士の子供たちが、やりたいことをやることになります。本来なら、三男の体力では、難しいことも、お兄ちゃんやその友達がやっているので、「自分もやることができる」と思い込んでしまうのですが、そう簡単にできないので、他の友達やお兄ちゃんたちが助けるなど、様々な意味での刺激や交流が、日曜日の公園では展開されます。

もちろん、様々な背景で、子供を産むことができない方々がおられることは私は十分に理解しています。私が今回のエントリで言いたいことは、年齢の違った子供たち同士が遊ぶことの素晴らしさです。子供が少ないご家庭でも、同じ学年以外の子供たちと遊ぶことは、意識さえすれば可能ではないかと考えています。

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さて、公園だけでなく家庭でも世代間交流は展開されています。何といっても長男から一番下の子供まで年齢差が10年あります。喧嘩もすれば、一緒に遊んだり、一人で遊んだり、と様々な光景があります。最近は、四男坊が一番下の娘に本を読んでくれるようになっているようです。

恐らく、長男・次男あたりは、入院している弟の心配も心の中でしてくれているのかもしれません。本来ならば、昨日の日曜日に全員でお見舞いに行く予定だったのですが、「子供のお見舞いは駄目」とのことで、お見舞いに行けず、非常に彼らは残念がっていました。

まだ、家族全員が勢ぞろいする日はわかりません。

しかし、今回の息子の入院では、常に付き添っている妻や、一時的に子供たちを預かってくれている実家の両親、そして、いろいろとサポートしてくれた社員など、多くの人々に今も支えられています。

まずは、支えてくれていただいた方々に再度、感謝申し上げます。

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今回のエントリ、時間が無く、走り書きになってしまい、かなり紆余曲折しておりますがご容赦下さい。

そろそろ保育園の子供たちを迎えに行く時間になってしまいました。では行ってきます。