花粉症の社員
今日のエントリーは、もちろん「実話」です。たとえ「Tea Time」カテゴリであろうとも。
過去にも「花粉症対処法」をエントリーし「TVにも出演しかけた」花粉症にはまったく平気な私ですが我々の会社にも何名か花粉症で苦しんでいる社員がいます。
仕事中も、別室で鼻をかむ音やくしゃみの音が聞こえるのですが、「おぉ、苦しんでいるなぁ」と思いながらも、残念ながら、どうすることもできません。
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昨晩も、私の部屋に社員が入ってきました。
「社長、すいません。これで今日は失礼させていただきます。」
「はい、お疲れでございました。」
ちょっと、いつもより帰社時間が早いなと、ふと顔を上げると、いつものとおり、マスクで完全防備した花粉症に悩む社員の姿が。彼は、「軽トラック」に乗って、毎日、樹木回復の現場という最先端で仕事をしてくれている優秀な社員です。
「社長、何でそんなに私の顔を見るといつも笑うんですか?」
「いや、その、いやはや」
「何も、花粉症だから、今日は早く帰るんじゃないですよ」
「わかってますがな。私のブログに書いたでしょ。花粉症対処の方法を。見た?」
「見ましたよ。だから毎日、樹木の現場に飛び込んで花粉の中で格闘しているじゃないですが」
「それだけでは、気合が足りないのよ。もっと気合で勝負しなさい」
「社長、気合十分でがんばっているんですけどね。分析した結果、別の理由があることが判明しました。」
「何よ、分析までしたの。それで理由とは。」
「水ですよ。田舎(注:彼の実家)に住んでた頃は、花粉症にならなかったんですが、京都の街中の水道水を飲んでから、また花粉症が再発したんです。」
ということで、都会の水が原因で花粉症が再発するという驚愕の新事例を社員から聞くことに。
「またまたご冗談を。それなら田舎から水を取り寄せて飲めばいいじゃないの」
「取り寄せて飲んでますよ。毎日のように。」
「それじゃぁ、もうすぐ治るんだね。」
「えぇ、治りますよ。梅雨時には。」
「こら、当たり前でしょうが、その頃には全国各地の皆さん、みんな治っているわい。」
ということで、またまた花粉症対策を伝授することに。
「あのね、他にも食生活で花粉症を克服した人がいるのよ。」
「えっ、それは是非とも教えてください。」
「私のブログにコメントをいつもしてもらっている人がいるでしょ。」
「ヤースさんですか、dawnさんですか、大西さんですか?」
「違うがな。おっとその前に。dawnさんはダウンさんと読むのではなく夜明けという意味でドーンさんと発音するのよ。」
(dawn様、真実の突っ込みはご勘弁を。一応、MBAなので)
「あ、はい。ドーンさんですね。以後、気をつけます。それでコメントの方とは」
「めたかさんという人。」
「あ、はいはい。おられますね。」
「その方のブログを見に行って、ちょっと前の過去記事を探して。見事、精進料理を続けられて花粉症が例年より良くなったと記事が書いてあるから。」
「わかりました。近日中に探してみます。」
「そうして頂戴ね。田舎の水と奥さんお手製の精進料理のセットで、花粉症はもっと早く、治るよ。」
ということで、社員は喜んで帰っていこうとしました。
「ちょっと待って、めたかさんのブログで精進料理を毎日というのが無理と思ったらね、未来検索ライブドアというのがあって、『花粉症 克服』とかいう単語を入れて検索すると参考になるブログがあるかもしれないよ。」
「・・・・ すまん。明日、教えてあげるから今日はもう帰りなさい。」
「社長、そう言わずに教えてくださいよ。」
「すまん、私も社長なので、お仕事しないといけないのよ。」
「わかりました。私も少しは知ってるんですよ。ブログのことは。」
「それじゃ、トラックバックとは何かわかる?」
「・・・・ 軽トラがバックすること、ではない、ですねぇ」
「当たり前でしょう。今日はもう早く帰りなさい。」
ということで、私もブログ開設はトラックバックの意味や、やり方なんてまったく分かっていなかったのですが、今では、一騒動を起こすくらいにまでなりました。
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とまぁ、こんな感じで、毎日、社員と楽しく会話をしている私を知ってもらえればということでの今日のエントリーでした。
そしてブログもトラックバックもコメントも基本さえ守れば毎日、実生活と一緒で楽しくやっていくことができるのではとも思います。「基本」というものはブロガーそれぞれで違うので、難しいところではありますが。しかし、これも多くのブロガーとの交流や継続していくことで理解・体得できるのではないかなとも思います。
ただ、実生活においても人間一人一人、生き方も考え方も違うので、「ブログでの交流・お付き合い」というものも非常に難しいところです。これといった決まりも結論もありません。やはり経験や継続して学ぶことができるものなのでしょう。異論はあるかもしれませんが。
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