ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

経営者の顔、堀江社長を見て

今晩は、「きょうの出来事」と「News23」を見ました。「報道STATION」は、見る気も無く、その時間帯に帰宅もできずという、いつもの一日でした。

別にライブドアとフジテレビの攻防が見たいわけでなく、ある意味、第一ラウンドが終了したといって良い今日の経営者トップとしての「堀江社長」の顔つきが見たかったのです。

きょうの出来事」では、私は瞬時にして、「あぁ、かなり落ち着いたかな、腹を括っておられるのかな」という印象をアナウンサーとのやりとりで受けました。内容が今後の株式における戦略が主だったことも理由かもしれません。実際、アナウンサーの方も最後のコメントで、「かなり落ち着いておられますね」といった意味の発言をされていました。

一方、「News23」では、大半が筑紫氏とのジャーナリズム論とは何かといった議論に終始し、一変して、まったくかみ合っていない、やりとりがなされていました。

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堀江社長が出演されるTV番組を私は今まであまり見ませんでした。発端から今まで、ある程度、予測がつき、まだまだ終結には時間を要するのではと思っていたからです。

ただ、たまにTV出演されている堀江社長を見ると、聞き手に対し、「はい」ではなく「うん」といった相槌、「~じゃないんですか」といった口調が目立ち、これだけで、特定の年齢層の方々にとっては「違和感を覚えさせるのでは」と感じていました。

ところが、今晩の「きょうの出来事」でのやりとりでは、これらの口調が皆無といって良いほど無く、非常に丁寧に発言されていました。ところが筑紫氏とのやりとりでは、時折、丁寧な表現をされていましたが、「うん」・「~じゃないんですか」口調が占めていました。

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顔つきそのものは、どちらの番組もほぼ同じでした。しかし、口調はかなり違いました。恐らく、株式取得の戦略についてはある程度、ご自身も見えておられるのでしょうが、「TVとネットの融合」といった図式については、まだ整理されていないのではと、直感のようなものが私の中でありました。

ただ、何か「顔つき」を見て、達観されたようなものを感じました。自信なのか、あきらめなのか、いずれかは分かりません。

ただ、経営者トップというものは、精神状態が「顔に出る場合が多い」と私は思っています。もちろん、どれほど苦境に陥っても、あるいはどれほど上昇気流に乗っていたとしてもです。老練な経営者の方々は、「精神状態を表情に現さない」というスキルを知らぬ間に兼ね備えておられます。

この観点だけで考慮すると、「軍配は老練経営者に有り」となりますが、まだまだ予断を許さない状況ではあるでしょう。

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ただ、京都のとある大手企業のトップの方とお話した際に、おっしゃっていました。この方は社長就任後、売り上げを2000億円から8000億円まで拡大させ、日本での売り上げが大半だった状態を海外売り上げを40%以上にまで上げられた業績をお持ちの方ですが、社長時代の十数年間は、「どんなに業績が好調でも酒も食事もうまいと感じたことは一度も無かった」、「会長職になって、やっと、食事や酒を楽しむことができるようになった」とのお話でした。

いくら老練な経営者トップでも、いくら心の中を表情に出すことのないトップでも、やはり重責を感じておられるということです。

私は、精神状態もすぐに顔に出ますし、素晴らしい業績を持っているわけでもありません。ただ、何となく、同じ経営者として、堀江社長の心の中が今日のTV放送で見えてきたような気がしました。

手法や業界云々という視点ではなく、チャレンジャー・挑戦者という観点からは、いろいろな経験した人間ではないと体感できないプレッシャーや圧力があります。そして、規模の大きさとは関係なく、それこそ私のサイト名ではありませんが、挑戦には苦闘がつきまといます。

私は思います。

世の中を変えること、変えようとすることは、

ビジネスに限らず、何においても、まず挑戦、そしてその過程に苦闘があって、

はじめて世の中は変わる、

この流れは過去の歴史を見てもご理解いただけると思います。

天動説・地動説、ゴッホコロンブスもしかりでしょう。

今回の一連の流れも、いつかは歴史が評価してくれるのではと私は思います。

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最後になりますが、なぜメディアが今回の攻防戦をこれほどまでに取り上げるのか、やっと理解できました。メディアの今後の行方を占う問題なのですね。換言すれば自分の家に火事が起きているということ。昨年のプロ野球参入問題とのメディアの取り上げ方の違い・差異が良く分かりました。(この点については、今後、エントリーしたいと考えています。)

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