ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

人類が本当に進化するために

過日、久しぶりに叔父と話をしました。

その中で話題となったのは、「言葉」でした。

本当かどうかは、私はわかりませんが叔父曰く、

韓国では、本来の韓国語を読むことができない若い方が増えており、

昔に書かれた書物を読むことができない状態にある

とのことでした。

中国も韓国も元々の「字」を簡略化する傾向にあり、その結果、様々な弊害が生じているのではとの叔父の意見でした。

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叔父の話を聞いて、ふと思ったこと。

人類が火を使うことを覚え、「言葉」というものを作り上げ、

そして表現に違和感があるかもしれませんが、

人類が地球を支配してきた、

ということです。

そして今、人類の叡智が結集し、様々な技術革新が進められてきました。しかし、本当の意味で、今も人類は進化を継続しているのか?

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少し、視点を変えてみます。

スマトラ沖での大津波の際に、津波が押し寄せる前に、

「象が、観光客を乗せたまま、突然、高台に移動し、難を逃れた」

という報道は、多くの方がご存知だと思います。

良く、動物達は、地震を予知するなどと言われます。

換言すれば、そして、この点だけを捉えば、彼らの方が、我々より優れているとも言えなくありません。

また、超能力や、神秘的な現象、といった言葉、事象もあります。

我々は、これらについて疑ったり、驚いたり、人それぞれかもしれませんが、様々な反応を見せます。

私は、別にこれらの事象を信じて欲しいというわけではありません。

そして、このような事象について科学的観点から、研究されていることにも自分としての意見もありません。

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私が言いたいこと。第六感という言葉があります。

私は、

昔の人類には、第六感というものを、普通に持っていた、

しかし、いつの頃からか、その機能を失った

のではないかと思います。

別に、宗教・哲学的なことを言っているわけではありません。

第六感があろうが無かろうという論点ではなく、何か人類は、大切なことを失った、自ら欠けさせてしまった頃があるのではないかということです。

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ただでさえ、毎日を生き抜くことに精一杯の日々が、今の現代社会です。私も含めて。

しかし、どこかの時点で、

人類の心の歯車が狂ってしまった時期があるはず。

そして、この時期はいつなのか、

あるいは何を人類は失ってしまったのか、

冷静に考える必要があると私は思います。

本当は、もう遅いのかもしれません。

ただ、人類がさらに進化するためには、過去を振り返り、自省すべき点は何かを見つけ出す。

これが一つの早道ではないかと私は思います。

多くの皆様にとって、「人類の進化」という定義は違うと思います。ただ、本当に個々の人間が進化しているのか、今の社会を鑑みると何か違和感を覚えられる方は、多少なりともおられるのではないでしょうか。

今回の私のエントリーは、曖昧で結論はありません。

私なりの問題提起として考えていただければと思います。