我々がやってきたこと、そしてこれからも
明日は新潟中越地震発生から1ヶ月となります。
私のブログでも最近は「地震」に関する情報を僅かながらですが、発信しつづけてきました。
ということで、下記のような前提を書かれています。
もうすぐ新潟中越地震発生から1カ月です。ずいぶんと「前のめり」のような気がします。それは、新潟中越地震のボランティア関連のサイトやコメントのことです。ボランティアは仕事や学業の余暇を利用して行うものではないのでしょうか? 「その人ができることをする」。それでかまわないと思います。
そして、明日23日に一斉に、それぞれ自らのブログで、一斉に募金を再度、呼びかける、あるいは募金をしたという記事をブログに掲載することを提案されています。
また、「大西 宏のマーケティング・エッセンス」様は、
ということで、
新潟に近かったり、ボランティア活動への参加を推奨している会社にお勤めでなければ、なかなかボランティア活動に参加するということは簡単ではないですが、義援金を送ることは「できることからはじめる」という心意気にかなっていると思います。
というお考えを表明されています。
さらに、
ということで、
「人の役に立ちたい」って事は、思っていて欲しいし、「人の役に立ちたい」ってのを忘れないで欲しい。
「人の役に立ちたい」ってのが、
色々な事の、キーになるんじゃないかって、
私、思っているんです。
というお考えを最後に総括として表明されています。
まずは、以上の各ブログ記事をご紹介し、じっくりとご覧いただきたいと思います。
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さて、我々の方ですが、実は「地震関連」の実際の支援というのは、冒頭に書きました「ブログでの情報発信」だけなのです。これが正直な実情です。
それよりも、当社が位置する「京都」も被災地となった「台風23号」については、我々なりに「できること」を実施してきました。
当社は「衰退した樹木の保護や回復」を中心に事業展開しています。よって、逆に、「今年の度重なる近畿圏への台風」では、行政の方々から要請がありました。そして、「ボランティア」ではなく、「業務」として、速やかに実行してきました。
それは、下記の、
1)地元の名物としても知られている樹木の大枝が台風で折れたため、維持管理のアドバイスや資材を提供。2)今後の度重なる台風を懸念して、倒木の危険性の是非について、危険性調査を実施。
3)上記、危険性調査は、12月に入っても継続的に実施。
このような内容です。
危険性調査については、実は、過去に掲載した「ベンチャー企業社員の奮闘」で紹介しています。
調査自身も、かなり危険な側面がありました。
このように、企業として、少し穿った言い方かもしれませんが、「当社だけしかできないこと」を実行してきました。
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さて、災害に対する「ボランティア」・「義援金」、どれを選択するか、他にも選択肢はあると思いますが、各自の考えで、自由に実行されることが基本だと思います。
私は、「ボランティア」については、少なくとも「地震」という災害においては、参加をすることは時間的にも立場的にも無理です。そして、「ボランティア」は、これは私見ですが、ある程度、「特殊な技能」を有する方が、長期的に滞在することが前提ではないかと考えています。
もちろん今の「新潟中越地震の現状」を見た上での私なりの考えです。
米国留学時代に、良く「Volunteers!!」と誰かが叫ぶ場面がありました。これは、「誰か志願する人間はいないか」というような意味合いです。基本的に「ボランティア」とは「誰か自ら出てこないか!!」という「自発的に・自ら志願する」ことが語源で、「特殊技能の有無」よりも「各人の気持ち」がまず優先されます。
このような私の考えをご理解いただき、「台風被害」においては、「ボランティア」ではありませんが、我々が保有する「特殊な技能」を活用いただき、「その技能が発揮」できたのではと考えています。
また、「義援金」についても、「今一度、誰にどのような形で配分されるか」が明確になった段階でも、遅くは無いと考えています。「義援金」を拠出することを否定するのではなく、「大切な心のこもったお金」が「心のこもった形」で、活用されるべきだと考えるからです。
私の「ボランティア」・「義援金」のあり方については、皆様、反対・違和感を覚える方もおられるかもしれません。
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最も大切なこと。
それは、
今年の自然災害で、今もご苦労されている方々が日本におられるということを「常に意識し続けること」。そして、実は神戸での震災でも、まだご苦労されている方がおられるということ。
このようなことではないかと考えます。
私は、「私のブログで様々に自然災害・人間関係・企業があるべき姿」などを叫んできました。また、「地球温暖化と人間との関係」なども
そして、特に、今回、叫びたいこと。それは、
すべては、人の心から始まり、人の心で終わる
ということです。
一瞬にして、そして予測できない自然災害。自然が引き起こすことなので、我々は基本的に関与どころか、どうすることもできません。
ただ、その渦中に存在するのも、またその渦中を見続けるのも人間であり、人の心です。人の心さえ、「まっすぐ」であれば、「ボランティア」でも「義援金」でも、その他、選択肢が自ずと広がっていくと思います。
上述した「我々がやってきたこと」は、我々の選択肢の一つです。そしてこれからも続けていきます。
「できることから始める」。そう、我々は、「我々ができることから」始めました。
そして、これからも我々が「できることは何か」を常に意識し続けていきます。
私は、この考えでこれからも、「できることから」すぐに実行していければと思っています。