ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

郵政民営化、テロ対策より先にすべきこと

過日、久しぶりに石油関連の企業に勤務されている方とお会いしました。もちろん、石油会社の方なので、地球温暖化に関する知識は豊富です。この方、品川に新しくできた高層ビル群を通って通勤されるそうですが、いわゆるヒートアイランド現象的なもので暑くてたまらないそうです。 その方と意見が合致したこと。 (関係各方面の方を非難するつもりは毛頭ありません) 「郵便局が無くなっても、死ぬことは無い。イラク戦争も議論は大切だけど、それより前に早急に議論すべきものがある。それが地球温暖化だ!!。なぜなら、ここ数十年後に人間が死んでしまう可能性があるのだから・・・」 そして昨晩の「報道ステーション」でも、偶然かどうかは別として、「ヒートアイランド現象」の特集をされていました。報道をご覧になった方もおられると思いますが、東京の「新橋」付近が異常に最近、気温が上がったとのこと。品川の高層ビル群が大きな壁になって、今まで、海風が来ていたところに風が通らなくなったとのこと。 さて、「真夏日93日、京都も年間最多記録を更新」」という記事が昨日出ました。そして、ご存知の方もおられるかと思いますが、 「今世紀末の日本、真夏日が年120日に・環境研など予測」こちらは、その後の「最新記事」です。 上記の記事は、初めて「日本とその周辺に限定して予測」された最新データです。今世紀末、地球温暖化が進むと3日に一回は真夏日で、高温かつ降水量が多くなる=人間が熱中症にやられるだけで無く、農作物がとれなくなる=食物自給率の低い日本は、海外にさらに依存しなければならない。考えるだけでも他にも、様々な事象が生じることが予想されます。 そして、科学的には論拠はありませんが、今世紀末に真夏日が120日と予測、しかし京都では真夏日が、すでに93日と最多記録となりました。 私の過去ブログである、「大統領選で論争いただきたいこと」、あるいは、「地球温暖化とテロ」 既に、私が以前からお伝えしていることが、さらに現実味をおびてきました。また、温暖化による新規流入種の害虫が増殖傾向にあります。特に、蚊など。最近、初めてアメリカ本土に西ナイル熱を感染させました。 新規流入種単独で、感染が広がるのではなく、在来種で寄生主が同じとか、流入種に近い種が媒介させて、「アウトブレイク」を引き起こす可能性もあります。 米国のハリケーン・中国の大洪水、様々な「異常気象」が生じています。これらについて、直接、「地球温暖化」と関連付ける一部の学者はおられますが、ただ、言えることは「異常気象」で人間は簡単に死んでしまうということなのです。 もう一度、言います。もはや手遅れで、かつ我々が死んでいる頃、しかし次の世代の子供たちの未来を考え、真剣に今すぐに地球温暖化問題を議論、そして行動に移すべきです。 現状のままでは、地球はあと少しで無くなってしまうのですから。自己批判になりますがブログをやっている場合でも無いのです。 何とか皆様のご尽力で、ブログ上でも「地球温暖化」についてムーブメントを起こしていただきたいとも思います。