ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

サービスエラーからヒューマンエラーにならたいために、ライブドア、JUGEM関係者の皆様へ

(この私のブログは、昨晩の夜中に下書きしたものです。)

私はブログ中毒ではありません。ただ会社経営トップの立場として、記事を書く時間帯は、ほぼ業務終了後になります。大体、午後23時前後で、多くのアクセスが集中する頃になります。そして、今も、まもなく明日を迎える時間となります。(今は夜中の2時です。あと4時間後には起床です。)

現在、私が利用させていただいているJUGEM、そしてライブドア関係者の皆様へ。

私のブログ、多いとは言えませんが、一日200人程度の皆様からの各掲載ブログ記事へのアクセスがあります。そして、私のブログを通じて、様々な出会い、そして当社の企業成長の発端となるものもブログを通じて、実現しています。

まずは、この点についてブログというサービスを提供いただき感謝申し上げます。

しかし、今晩、アクセスが集中するであろう時間帯にライブドア様関連のブログは、ある程度、見ることができました。しかし、私がお世話になっているJUGEM様の私自身のブログ自体は残念ながら、極めて重いものになっております。

(夜中の2時現在、完全な状態ではありません。極めて中途半端な表示状況です。)

この点は予測がついていますので、リスク管理として、夜にブログ記事を下書きし、翌朝にすぐにアップすることで対処させていただいています。お蔭様で、JUGEM様には無料でブログサービスを受けさせていただいてます。しかし、一時期、ブログ界では大きな反響を巻き起こしたJUGEM様。

そこで、議論となったのが、無料サービスだから「アクセス早期復帰、ログ紛失などについて、とやかく言う立場に無い」という方々のご意見、そして、「無料・有料に関係無く、過去ログ等を紛失してしまったことは許せない」等のご意見に分かれていたと、私なりに解釈しています。しかし、無料・有料に関係無く、サービスを提供された企業としては、果たすべきことがあると私は思います。それは、サービス開始すること=事業として展開されることを宣言されたこと=責務が発生することです。そして多くの方が、ネットを介して、様々なクレームを関係者の方へぶつけられています。

そして、この記事のタイトルである、サービスエラーから、ヒューマンエラーに陥る危険性があると私は思っています。それは、このクレームを真摯に捕らえられているライブドア、そしてJUGEM社員の皆様のモチベーションが下がらないかと言うことです。これが私が考えるところの、サービスエラーからヒューマンエラーへの危険性ということだとご理解いただければと思います。

当社は、樹木、時には数百年の歴史を刻んだ天然記念物の貴重な樹木を回復させる事業を根幹事業としています。当社の事業は言い訳できないものです。数百年の歴史を刻んだ貴重な樹木を当社の処置によって、枯死させてしまったということは取り返しがつかないものなのです。

JUGEM様、お客様の過去ログ一部紛失されたと記憶しています。もちろん過去ログ復旧のために昼夜を問わず、尽力されたことも承知しています。しかし、当社の事業と中身はまったく違いますが、当社にもし、このようなこと、すなわち上述したように、貴重な樹木を枯れさせてしまえば、当社にとっては致命的なこととなります。

そして、その貴重樹木を保有され、愛されていた方にとっても。

私なら、事業サービス、ブログを運営され、致命的なことをされたと自覚しておられれば、お客様一人一人に頭を下げに全国行脚します。どこかの企業のように顧客漏洩のお詫びに金券を提供するという発想も異常ではないかとも思えます(漏洩の量があまりにも多数でこれしか手段がなかったともいえるかもしれませんが、CMに出て経営者トップが頭を下げる方が、私としてはもっと効果があると思います)。

ブログ関係者の方々には、素人の私には、「そういうものでは無い」という反論もあるかと存じますが、あまりにも簡単に、「メンテナンス」という言葉で片づけてしまわれる態度には怒りではなく、少し常識を逸脱しているのではと疑問を覚えます。

IT業界の方々にも様々な職種があると思います。私が懇意にさせているFA関連のプログラマー関連の社長様は、昼夜を問わず、働いておられます。お客様の信頼を継続させるがために。

最後になりますが、「メンテナンスのために」という理由では、通常の企業では通らないことをブログ運営会社の方々にはご理解いただきたいと思います。もちろん、「メンテナンス」のために夜中を徹して、働いておられるブログ関係者のご尽力は十分に認識しています。

ただ、「メンテナンス」という単語では通用しないと思います。「お客様の利便性・お客様のご満足のために」と一言、沿えるだけで、そして夜中を徹してがんばっておられるブログ関係者の皆様の姿を生で、そして関係者の方々の生の声で、発するだけでも、世間の方々の理解は得られるのではないかと感じます。

堀江社長様、地盤を固めて下さい。「老害」と思われているプロ野球界の先人達は、「ブログ」・「メンテナンス」云々などもちろん知られませんし、ご興味も無い方が大半だと思います。

ただ、先人の方々は、堀江社長様のスタンス・アプローチで、瞬時に敏感に感じられる方ばかりです。それが先人の方の人間性であり経営者トップの直感ではないでしょうか。

サービスエラーから自社の社員の方々がヒューマンエラーに陥られないことを祈念致します。

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