ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

文藝春秋におけるプロ野球問題の、星野仙一氏の記事

文藝春秋9月特別号に星野前阪神タイガース監督が「日本プロ野球改造計画」と題して寄稿されています。また、この寄稿について、asahi.com8月18日付けで、石井晃様が「星野仙一氏をコミッショナーに」と題して、コラムも掲載されています。

石井氏のコラムと重複しない形で、私なりの日本プロ野球改造計画をまとめてみます。文藝春秋様、私の今回の内容は著作権云々で削除すべき点があれば、すぐにご連絡下さいませ。今回の私のエントリはもしかして異論・反論、予想しておりますが、あえて言わせていただきます。

1)落合選手、清原選手、工藤選手といったパ・リーグの看板選手を巨人に獲得してきた。

(これは巨人の財力、経営戦略として批判はできません。そしてそれを受けたパ・リーグ看板選手の意思決定も非難することはできません。)

巨人という巨大ブランドに在籍したいと思われた上記選手の純粋たる気持ちで、仕方が無いことかもしれません。換言すれば、ブランド構築をされていなかった(もちろんパ・リーグ各球団それぞれ様々なブランド構築の努力はされてきたと思いますが、巨人の財力には及ばなかったということではないでしょうか)。

2)星野氏の記事:「野球はあくまで政治とは違う。野球を政局、いや、「球局」にしないでいただきたい。」

(この点については、残念ながら様々な当事者の思惑から政局化してしまっています。残念ながら遅きに達したと私は思っています。)

3)星野氏の記事:「なぜ、球界には意欲に欠けた経営者ばかり集まるのであろう。まず親会社から天下った”野球素人”がトップに就くのがいけない。官僚が特殊法人に天下るのと一緒で「自分が社長でいる間は、とにかく穏便に済ませたい」

(こちらも、自分が社長である限り穏便に済ませたいという気持ちは理解できます。サラリーマン経営者にとっては、限界があると思います。換言すれば、この風習を長年、続けてきたプロ野球界自身が反省すべき点ではないでしょうか。)

4)星野氏の記事:「古田選手会会長が「せめて一年凍結して欲しい」と訴えているように、来年から、などと性急に話を進めるのではなく、時間をかけてじっくりと話し合うべきであろう。」

(経営の観点から言えば、即断即決が命です。一年凍結して解決すべき問題では無いと思います。もちろん性急な本件の動き、古田氏のお考えも理解できますが、天下りプロ野球経営陣と言われながらも、一年も凍結すべきものでは無いと、私は思います。)

5)星野氏の記事:「景気がようやく回復してきたとはいえ、一つの企業だけで球団経営するのは経済的に難しい時代を迎えている。ならば野球協約を変えて、複数の企業で球団を持てるようにすればどうか。」

これです。星野氏の提言で素晴らしいことは・・・

近鉄バファローズも、「近鉄ライブドアバファローズ」になっても良いということです。巨人も大リーグと提携し、極論ですが、読売・ヤンキース巨人軍と名称を変えるだけの根性があるかということです。

ダイエーも、昨今、本体の経営状況で世間を席巻されています。「福岡ダイエー・ウォルマートホークス」にされたらどうでしょうか。そして、英語でのサイト構築もされれば、世界に通じると思います。

以上、長文になりました。異論・反論、そして私の情報不足あると思いますが、コメントお待ちしております。

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