ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

京都企業の勝ち組みの秘訣とグローバルな視点

先週末、「アントレプレナーシップ開発センター」というNPOの「一周年記念パーティに参加」しました。 今回は、一周年記念ということで、結婚式のように座るテーブルが決まっていたのですが、同じテーブルで同席した方を見ると、なぜか知っている人ばかりで、お互いびっくりでした。「京都市スーパーテクノシティ推進室」の方や、「京都経済新聞社社長」など、お世話になっている方ばかりでした。本当に世間は狭いものです。 パーティの祝辞で堀場製作所、堀場会長のお話を拝聴しました。堀場氏とは京都市主催の対談や京都商工会議所の関係で、親しくさせていただいています。オムロンの立石会長も同様に。 堀場製作所オムロン・ワコール・島津製作所など世界を動かす大手企業が輩出されている、それが「京都」なのです。ノーベル賞を受賞している大半は京都大学でもあります。 京都企業の強み、堀場会長の祝辞からご紹介させていただきます。 堀場会長、オムロン立石会長、いつも共通して言われること。 それは京都の大手企業は本社機能をわざわざ東京に置かないという点です。大阪から輩出された大手企業は、本社機能を東京へ置かれています。なぜ、京都大手企業は、日本の中心地である「東京」へ進出しないのか。 理由は明快です。京都大手企業は、グローバルな視点を持っているからです。簡単に言うと、東京相手に仕事をするのではなく、世界を相手に立ち向かっているということです。 わざわざ東京に本社機能を移転する=日本だけのマーケット開拓、しかし世界、グローバルな視点で見ればどこに本社が京都であっても世界を見ていれば京都でも十分、ビジネスは成立するということです。 日本の首都である東京、という視点を超越し、根本的に世界を視点に考えている企業、それが京都から輩出された大手企業の考えなのです。 当社も少しでもこのような視点から、努力していきます。 さて、今回のblog、私の意見に少しでも同意していただける方は「クリック」お願いします。