ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

皆さんが知らない樹木の世界

前回のblogである「地球温暖化とテロ」、意外と反応が無くて少し残念です。(本当に残念!!)

今でもかまいませんのでコメントお願いします。

さて、そこで、今日は難しくない、酒の場でもちょっと話題にできる樹木豆知識を。樹木の葉・根・大木・年齢についてです。結構、話のネタになります・・・

1)葉 リンゴは5~10万枚、樫(カシ)は70万枚くらいの葉をつける。

大きな落葉樹なら、葉が光を受ける面積は350平方キロメートル。これは、東京ドーム約27000個分に相当します。一本の樹木でです。凄い話です。

2)根 幹からの根の広がりは、樹冠(樹木の上部分)半径の2~3倍、あるいは木の高さの1.5~2倍

大きな樫なら幹から30mまで根は広がっています。30mです。これも想像できない話です。

3)大木 カリフォルニアのセコイア(84m)

セコイア国立公園「シャーマン将軍」は推定重量約1500トン(鯨15匹分)

世界一の大木の重さがシロナガスクジラ15匹に相当するとは、これまた凄い話です。

4)年齢 ブリスルコーンパイン インヨー森林公園 最古の木(樹齢約5500年)

ちょうどピラミッドが作られた頃に根付いた樹木がまだ現存しているということです。

お時間のある時に、「シャーマン将軍」・「ブリスルコーンパイン」というキーワードでネットで検索してみてください。皆様が知らない世界が見えてくると思います。(本当は画像も掲載したのですが、他のサイトの画像を掲載するのは著作権違反になりますので)

サイトの画像を見るだけでも癒されると思います。

私は米国留学時代、セコイア国立公園やグランドキャニオンなど、様々な米国の国立公園に行きました。

日本の公園と決定的に違うこと。それは、人間主体の公園ではなく、アメリカでは生物主体の公園になっているということです。公園の入り口に入った瞬間に鹿が気ままにいるわけです。アフリカのサバンナと同様の状態です。

blogではこれ以上、表現できませんが、アメリカの国立公園に一度、機会があれば行かれることをお薦めします。

今まで、何回かご紹介してきた私が懇意にさせていただいている京都大学名誉教授の先生も、セコイアの巨木林を見て、「人生観が変わった」とお話されていました。

もちろん私の仕事が緑化関係なので、思い入れが他の方とは比重が違うとは思いますが、樹木というものはそれほど、人間に様々な影響を与えるものです。

樹木の誕生は3億6千年前、恐竜出現が2億4千年前、人類出現はたかだか16万年前です。

樹木に敬意を・・・

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