ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

テングス病、学術的調査結果

・参考:テングス病・てんぐ巣病・てんぐす病」記事群

学術情報:テングス病の調査報告

・テングス病・てんぐす病・テング巣病調査報告専門家: 京都大学教授を中心とした「NPO法人グリーン・エンバイロンメント理事メンバー

・特許情報: テングス病、てんぐ巣病には、ワサビの抗菌作用を利用した安全な資材である「樹木の味方」(日本・アメリカ・ヨーロッパすべてに特許取得済み)をご利用ください。

・販売先: テングス病だけでなく、各種切口保護や樹木保護剤として「樹木の味方」をこちらの「通販サイト」よりご購入ください。」

京都大学農学部と連携した「NPO法人グリーン・エンバイロンメント」の昨年度の「活動報告書」をサイトに一部アップしました。

「緑化に関する調査」と「環境教育」の二つの構成となります。本来ならば、すべてをアップしなければならないところですが、報告書は170ページ程あるため、最終的には製本して関係者に配布しようと考えています。

今回は「緑化に関する調査」についての報告ですが、この調査に関わったメンバーは、このような「素晴らしい方々」です。 今まで、このblogでも話題にしていた、「サクラのテングス病(てんぐ巣病)の被害の現状」についてだけ、緊急性があるということでアップしました。テングス病の被害状況とテングス病の処置方法などです。

被害状況は、197個体の35%がテングス病に罹病、その中でソメイヨシノだけに言えば62%が罹病という結果です。恐らく、このような多数の専門家が集合し、科学的にテングス病について調査した事例は、学術論文を含めてないと思います。

詳細は、「テングス病被害結果」をご覧いただければと思います。テングス病だけでなく、サクラの衰退要因など皆さんがあまり知られていないことが専門家として、しかし一般の方にもわかるように論文ではない感じで掲載されています。

一度、この分野に興味の無い方もお時間のあるときにご覧いただければと思います。読んでいただければ、こんな世界もあるのだなと感じていただけると思います。

さて、Googleで「テングス病」で検索してみると367件、Yahooなら241件、となります。どのサイトを見ていただいても、テングス病の被害が深刻であることが記載されています。

誰もが愛するサクラ、その大半を占めるソメイヨシノ、このサクラ達が実は、深刻な状況になっていることを知っていただければと思います。