ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

サン・アクト株式会社というベンチャー企業の社長が語ります。

「起業」 応援団、さらに誕生!!

先週、金曜日夜に会合がありました。何と、「私を囲む会」という、うれしいものでした。約10名の方々でした。

一人でしゃべっていたので、参加者の皆様には、ご無礼したかもしれませんが、これをきっかけに、今回の参加者独自のメーリングリスト作成や、ブログ作成が決まりました。(ブログ作成は、なぜか担当が私となりました)

参加者の皆さんの多くは、「起業」したいと考えている方。まだまだ20代前半の方。そこで、皆さんにお伝えしたことは・・・

会社を設立することは簡単(誰にでもできる)。

会社を維持することは大変(私も実感していること)。

自分ではなく、社員に給料を支払うことが最優先(社員だけでなく、そこには社員の家族がいるので、社員数は家族分も足して考えるべき。それほど重要なこと)

そこで、家族がいない時に、そして社員を入れず一人で「起業」してみることからスタートがベストと思っています。

パターンA:

若いので、まず大手企業に就職して社会人・企業人として経験して、5年程経ってから、ビジネスを起こす。起業して失敗しても、30代前半なら、またやり直しが可能。

パターンB:

大学卒業後、すぐにビジネスを起こす。もちろん誰にも無いビジネスモデルがあればの話。失敗しても、同様に若いのでやり直しが可能。

いずれにしても、30歳を超えるまでに、「起業」したい人はすべきです。40歳でビジネスを起こすのは、柔軟な思考能力も衰えているし、家族もあるし、いろいろとしがらみがでてきます。

最後に私が説明したのは、私自身の人生設計。65歳や60歳で自分はどうありたいかを設定し、その目標を達成するためには今、何をすべきかを明確にしていく。私の場合、子供が5人もいるので、彼らが高校生になった頃には、私自身どうあるべきか、彼らにとってどんな父親になっているべきか。こう考えるとやる気も出るし、今、やらなければならないこともスピードアップできます。

このようにすれば、自然と人生設計、会社運営も明確化します。

「起業」も、単にビジネスを起こすという発想でなく、自分自身の人生設計をまず立ててから、その最終目標の一つの手段として「起業」すべきと判断すれば、やればいいと思います。

自分、そして家族の人生設計ができない人に、事業運営はできません。事業計画が無いのと同じなので。

最後に、今回、金曜日の会合の幹事をしていただき、若者就職支援サイト「WORKCAFE」を運営されている「PASIO 藤井社長」に感謝。人材関係の新しいビジネスモデルでお仕事をされている優秀な方です。